沖縄も遅まきながら夏の終わりが近づき、次第に秋の天候になってきています。自宅のテラスから拝む自慢のサンライズも美しいっ。
マンションからの出勤時に見上げる空もこのように雲ひとつない青空! もう我慢できず、ショップに2DAIVE予約してしまいました(もちろん事前に妻の許可を得ました)。
久しぶりに行う、前夜のハウジングセッティングも楽しからずや。
ショップは「うちなー割引」というのがある那覇市内の店を選びました。ボート2DIVEで税込み1万円とのこと。しかし、初回は入会金2000円が必要で、割引は2回目以降とのこと。だまされたような気もしたものの、それを払ってもほかのショップにくらべそう高くもないので、そこに決めました。
ガイドしてくれたのは栃木出身のイケメンガイドさん。とても丁寧でした。ガイドの質の悪さがネットをにぎわす今日このごろ、そんな人ばかりではない!と言ってあげたくなる好青年でした(笑)。「海のない栃木で育ったため、海に潜るときは今でも感動の毎日です」と健気をことを言うとりましたなぁ。若きウチナ―ンチュたちよ、わったー生まり島の誇るべき財産にもっと気づかんかいっ。今、行われている世界のウチナ―ンチュ大会の先輩方もそう思っているのかもしれません、といつもながらの勝手な推測。
海は荒れていました。船は転覆するのではないかというくらいどんぶらこっこ。体験ダイビングという別の客はポイント到着そうそうに吐いていましたね(悲)。ポイントはチービシ近くの「神山南のラビリンス」。何度か来たことがあるところなので、ブランクダイバーとしてはちょうどよかったです。リーフに囲まれて波はおだやかでした。
いざ、1年4カ月ぶりのダイブです。嬉しさのあまり最初に自撮りする43歳をおゆるしください。
水温は27度とガイドさんの予想より1度下回っていました。8郎は3㍉スーツでしたが、はげ頭を水温とけがから守る恒例のフードのおかげで寒くはありませんでした。ガイドさんいわく「このポイントは深くても15メートルくらいです。8郎さんはブランクもあるのでのんびり潜りましょう」とのこと。流れは弱く砂地が多い、初心者向けのポイントですね。
しかし、潜水後すぐに残念なことに気が付きました。2007年から愛用しているSUUNTOのダイバーコンピューターが無反応なのです! 昨年から水につけると調子がおかしかったのですが、ついに壊れてしまったようです。残念! ブランクのあまりの長さに力尽きたのでしょうか。
とにもかくにもダイビングはスタート。今回はダイナミックな地形とは無縁でしたが、たくさんのお魚さんたちには恵まれたので、早速ご紹介していきます。
まずはカクレクマノミです。人間を威嚇しているとはいえ、いつみても愛嬌のある顔ですね。
お上品なハナビラクマノミさんも。
サンゴ礁の下には数えきれないほどのリュウキュウハタンポが群れていましたが、8郎が巻き上げた砂で映りがいまいちです(謝)。
おいしそうなイシミーバイ(正式名カンモンハタ)さんはご休憩。
タイワンカマスが群れていました。このあと、小さなトルネードを見せてくれましたよ。
ガイドさんも片手で激写。HPにアップするのでしょうね。
石の上で微動だにしない小魚。目元とあごのあたりがおしゃれなので撮影。名前を知っている方、教えてください。
コールマンウミウシが3匹。もちろん集中しているは偶然ではなく、ガイドさんがわざわざ集めてきてくれたからです。そこまでしなくていいのですが・・・(笑)。それにしてもまじめなヤマトンチュは本当によく働きます!
次も名前も知らない魚ですが、ずっと8郎を見て逃げなかったので、とりあえず撮影。愛嬌ある表情です。餌を待っていたのかな。君の名は。
ウツボもにょろり。
すごいサイケデリックなイラブチャーもいました! 先日亡くなった偉大なるディスコスターになぞらい、チービシのピート・バーンズと呼んであげましょう。
ガイドさんがラビリンス(迷宮)へと案内します。クリップボードに「アカククリ」と書いているのを後ろから見ていた悪客8郎です。
迷宮に入るとアカククリはすぐそこにいました! 全長40㌢はあろうかという大物です。アカククリはこれまで幼魚しか見てなかったので、ここまで大きくなることにびっくりです。座布団サイズで洞窟の主のような存在感でした。
ということで、逆向きも。
このアカククリさんには、その後も出くわしたので、太陽光を背に撮影。独特の三角形のスタイルが逆光にマッチしていました。
ほかにも、カーエー(正式名ゴマアイゴ)が海中を泳ぐ姿を初めて見たのですが、カメラには収められず。40㌢級の大物でした。見るだけでなく、いつか釣ってみたいものです。
これにて、1年4カ月ぶりのダイブは終了です。2ダイブで近場のチービシということもあって午前中に終わることができました(40歳を超えると3ダイブはよほど意気込まなければ疲労感がハンパないかと)。よいガイドさんにも恵まれ、ノンストレスの海の中でした。1年4カ月ぶりの機材もダイコンを除けば故障もなかったです。
あ~楽しかった。最高のリフレッシュになりました。
ところで、これまで記録していたダイビングログが、買い替えたPCにエクセルがないために、開くことができません。でもブログで振り返ると、おそらく今回で80本に近づいたと思います。【後記】調べた結果、今回の2本でジャスト80本に到達したことがわかりました! ダイコンの故障は本当にショックですが、時計機能だけは維持できそう。来年のボーナス(あるかな)で新しいものに買い替えることができたらいいなと思います。8郎にとって最高の趣味であるダイビングは当面100本を目標に、地味ながらも続けていきたいのです。少なくとも50歳までは潜っていたいです。そして潜れる男でいたいですね。
来年こそは「ギンガメアジの大群@粟国」を見に行くぞ!
愛息10郎のたっての希望で、これから8郎家のハロウィンパーティー(ただの鍋パーティーですが)を始めますので、今日はこれにて。
【追記】翌日、急に発熱し39.2度を記録。診察の結果、インフルではなかったのが救いです。2度目の診察で気管支炎だとわかりました。海風に当たりすぎたのか、10郎から何らかのウイルスをもらったのかわかりませんが、頭痛がひどいのでとりあえず薬飲んで寝ます。おかげさまで体重は79.5㌔と、ここ数年でもっともやせましたよ! 不幸中の幸いと言っていいのかどうかですが、とりあえず減量のきっかけにしたいと思います。