見ると落ち込むので、ブログそのものは見ていませんが、小林麻央さんのブログの記事だけ読んでます。
入院された、ということで心配していましたが、食事をとれた、というのでああよかったな、と記事を開けたら、コメントの数々にびっくり。
いわく、「食べられない患者に常食を提供するの?」「言えばお粥くらい出してくれるでしょう?」等々。
…いやいや、出ません、そんなもの(きっぱり)。
術後にお粥、くらいは出るけど、抗がん剤やってたって、出るのは常食でした。
食べられないのは向こうも承知なので、「食べられるもの、何でも買って食べてくださいね~」だったし、ああよかった、とほっとした覚えがあります。
抗がん剤の使い始めは入院する必要があるのですが、最初の入院の時(FEC)は常食しかなく、療法食が今度できるのよ~、と聞いていました。
二度目(ドセタキセル)の時、普通食がふつーに出てきたので、あれ?療法食ってできたんじゃないんですか?と聞いたら、名称が変わっていたらしく、通じなかった…(汗)。
でも一応、そういう時に出すメニューがある!ということで変更をお願いしたら、実は中身に差は無く、量が少ないだけの普通の食事でした。ご飯の量が半量で、必ず果物がつく、たまに麺類がある、くらいだったかな。でもその「量が少ない」「果物がある」「麺類がある」がすごく嬉しかったのを覚えています。
もちろん化学療法のために入院してることは百も承知だと思いますが、こちらから言うまで、向こうからは何もなしです。
不親切?いえ、病院って忙しいので、こんなものなんだろうな、と思ってます。
食べられなければ何でも買ってきて食べていい、と言われてましたし、親が亡くなっていませんので我が家では無理でしたが、親がいたりすれば手料理を持ってきたりするのもありでしょうし(実際、母が入院した際、姉が手料理を持って行っていました)。
小林麻央さん、当たり前のこと書いてるだけなのに、叩かれすぎです。
…逆に、患者の状態に合わせて勝手にメニュー替えてくれる病院ってあるんでしょうか。あ、老人病院とか、消化器系の病気だとそういう時の特別メニューがあると思いますが。糖尿病とかも特別メニューありますね。
でも乳がんでは、ないと思います。消化器系は無事だし、何が食べられるかは人それぞれだし。
ああもう、せっかく食べられた、という記事なんだから、なんで「よかったね」で終わってくれないんだろう。