お供えに使う三具足・五具足の一、湯呑みのお話です。
うちの毘沙門天様は信貴山から頂いております。個人的に、子供の頃から大好きなのが毘沙門天様。
偶然寅年の時にご縁があり、結縁灌頂に行ってきたのですが、その年に授かったものです。
その後に毘沙門天様の五具足を揃えたのですが、結構あり合わせのものを使ったりも実はしてます。黒いお湯のみも実はそう。毘沙門天様のお色は黒で、合うのではと買ってしまっておいたお猪口を流用していました。
が、これがなんと、いつの間にかひび割れしていたのです。
落としてもぶつけてもいません。いつの間にか、です。
すぐに買いに走りたかったのですが、ちょっと所用が重なっていて仏具屋さんに行けず、今日やっと行ってきました。
黒いものはないだろうから、違う色がいいかな、紫とかどうかな、なんて思っていたのですが。
ありました、黒いお湯のみ。
ご縁です。
割れた話もしたら、「身代わりですね」と笑って言われました。何かその通りだと腑に落ちてしまいました。
帰宅後新しい湯呑みでお茶を上げてお祈り。
これで何となくひと安心です。
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