年がばれますが、私の子供の頃、あんみつというと、お店に食べにいくか、榮太郎の缶詰のあんみつでした。
黒蜜と白蜜があって、缶の下をあけてシロップを捨て、中身を出して、缶の上を開けてあんを載せ、蜜をかける…というものでした。
あんみつだけでなく、みつまめもあった(あんがないだけです)と思います。
これが子供の時好きで、よく買ってもらいました。結構高いので、三回に一回くらいしか買ってもらえなかった覚えがあります。
最近はコンビニの進出で、コンビニで買うかお店で食べるかの二択になり、すっかり忘れていたのですが。
先日、最寄りのイオンで見かけて、懐かしくなって購入。
お値段はあまり変わらないのに(苦笑)、小さくなってました。まぁ仕方がないですが。みつまめはなかったです。
帰宅して、早速食べてみました。
あ、缶切り不要になってる。シロップ捨てて、蜜かけて、は変わらない。…あんとシロップが別添えの袋入り!?あん、少ないし。
何か味気ないなぁ、と思いつつ、食べてみて…さくらんぼがない!あ、名称は知らないけど大好きだった、すあまというか餅というか、
くにゅくにゅした食感の、あれもない!
おまけに果物ももの凄く少ない。昔は嫌になるほど入っていた豆も少ない。
慌ててパッケージを確認すると…239カロリーになってる。
昔は360カロリーはあったしなぁ…。
カロリー減は時代にはあっていると思うし、ダイエット中の身にはありがたいんですが、…子供の頃の味をもう一度、と思った私にはがっかりでした。
当時、お店のあんみつにはさくらんぼが入っていて、この缶入りのあんみつにもさくらんぼが入っているのが嬉しかったものです。
…そういえば、書きながら思い出しました。成人した頃だったか、その直前かは忘れましたが、その頃食べた時にはさくらんぼは既になかったですね。パッケージからもさくらんぼが消えていたような気がします。
さくらんぼはいいとして、あの餅のようなものもなくなってしまうとは…がっかり。
味も、今となっては特筆するところもない感じ。
…うん。もう、わざわざ食べることはないかな。
思い出は思い出のままにしておいた方がよかった、と、大したことではないのに、意外にダメージをくらいました。