最近のミセス向け漫画雑誌には、子宮筋腫や子宮内膜症の早期発見・手術啓蒙のためと思われる漫画を見かけます。
が、先日読んだそれが酷かった。
というか、「検査は受けた方がいい」「手術は早い方がいい」と勧めるためのものなので、ある種のハッピーエンドはまぁいいんですが…。
その漫画のヒロインは、卵巣が腫れ上がり、私と同じくらいの状態。
生理痛も酷く、夫や姑はそういったことに無理解であったが、いろいろあって手術を受けることに。
夫は子供も欲しいが、再発防止のためには子宮も卵巣もとった方がいいというならそうしようと思う。が、ヒロインは子供も欲しいので、駄目な卵巣だけとることにする。
再発の可能性もあるが、ヒロインの意見通りにすることに。
内視鏡による手術で、傷も小さく、悪いところはすべてとれてよかったね☆という内容。
…なんだかなぁ。
内視鏡を使った手術にしたいなら、それなりの症状にしておけばよかったのに。
私と同じくらい腫れたら、そんな簡単な手術ではすまない。
「やりたければ」内視鏡にしてもいいけど、とりきれなければ結局開腹するから、傷が増えるよと言われた身としては、これは無理だと言いたい。
内視鏡を使った手術は、医師が直接見られない分大変で、傷は小さいけれど三カ所できる。
あまりに腫れていれば、そこで開腹に切り替えるので、傷が四カ所になる。
また、漫画の中では簡単に子宮もみなとってしまおうかと夫が考えているが、そんな簡単な手術じゃない(いや、他の病気と比較すればそうでもないらしいです。消化器等、生存に関わる臓器じゃないので)。
それでも、みなとってしまえば術後も長いし大変。輸血も可能性があるし。
…啓蒙漫画だろうとは思っていますが、だからと言って、あまり楽になんとかできるように描くのはどうかと。
今は、手術の時期や方法などかなり患者の意見を聞き入れてくれますが、駄目なときは駄目としっかり言われます。
で、手術しますか、しませんか?と言われるうちなら、内視鏡もいけます。
でも、自分が、痛み等で日常生活に支障が出てくるレベルになると、「どうしても」本人がやりたいというなら、内視鏡でいいけど、開けて駄目そうなら切り替えますと言われます。
私も内視鏡ですませたくて、セカンドオピニオンしましたが。
そちらでは8㎝以上も腫れていると、開腹しかできません、と言われました。
わりとポピュラーな状態なのかもしれませんが、あまりにも手術を軽く描くあたり、これを信じる人がいたら悲劇だなと、何かやりきれなくなりました。
が、先日読んだそれが酷かった。
というか、「検査は受けた方がいい」「手術は早い方がいい」と勧めるためのものなので、ある種のハッピーエンドはまぁいいんですが…。
その漫画のヒロインは、卵巣が腫れ上がり、私と同じくらいの状態。
生理痛も酷く、夫や姑はそういったことに無理解であったが、いろいろあって手術を受けることに。
夫は子供も欲しいが、再発防止のためには子宮も卵巣もとった方がいいというならそうしようと思う。が、ヒロインは子供も欲しいので、駄目な卵巣だけとることにする。
再発の可能性もあるが、ヒロインの意見通りにすることに。
内視鏡による手術で、傷も小さく、悪いところはすべてとれてよかったね☆という内容。
…なんだかなぁ。
内視鏡を使った手術にしたいなら、それなりの症状にしておけばよかったのに。
私と同じくらい腫れたら、そんな簡単な手術ではすまない。
「やりたければ」内視鏡にしてもいいけど、とりきれなければ結局開腹するから、傷が増えるよと言われた身としては、これは無理だと言いたい。
内視鏡を使った手術は、医師が直接見られない分大変で、傷は小さいけれど三カ所できる。
あまりに腫れていれば、そこで開腹に切り替えるので、傷が四カ所になる。
また、漫画の中では簡単に子宮もみなとってしまおうかと夫が考えているが、そんな簡単な手術じゃない(いや、他の病気と比較すればそうでもないらしいです。消化器等、生存に関わる臓器じゃないので)。
それでも、みなとってしまえば術後も長いし大変。輸血も可能性があるし。
…啓蒙漫画だろうとは思っていますが、だからと言って、あまり楽になんとかできるように描くのはどうかと。
今は、手術の時期や方法などかなり患者の意見を聞き入れてくれますが、駄目なときは駄目としっかり言われます。
で、手術しますか、しませんか?と言われるうちなら、内視鏡もいけます。
でも、自分が、痛み等で日常生活に支障が出てくるレベルになると、「どうしても」本人がやりたいというなら、内視鏡でいいけど、開けて駄目そうなら切り替えますと言われます。
私も内視鏡ですませたくて、セカンドオピニオンしましたが。
そちらでは8㎝以上も腫れていると、開腹しかできません、と言われました。
わりとポピュラーな状態なのかもしれませんが、あまりにも手術を軽く描くあたり、これを信じる人がいたら悲劇だなと、何かやりきれなくなりました。