あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

江戸東京たてもの園

2010-01-12 | 日記
急激に気温が6度台に下がりどんよりと寒い一日でした。
そんな中、何年振りかで小金井公園に行くことにした。
お目当ては「江戸東京たてもの園」、何かいい出会いがありそうなそんな気分で。
早く念願の建物にたどり着きたかったが、東西、センターと3ゾーンがあり、
行ってみたい銭湯の建物「子宝湯」は東ゾーンの下町中通りの一番奥にあった。

わくわくしながら行くとやはり人気があって多くの見学者が入っていた。
中でも面白かったのは小学生低学年の兄弟二人が、非常に熱心に中を探索していて、
浴槽の中に入り何か語り合っているのは、将来のおやじ達が頭に手ぬぐいを載せて、
まるで世間話をしているかのようだった。

思わず話しかけ「お風呂好きなの?」と聞くと、いつも銭湯に行っているとのこと。
体重計に乗ったり、タイルの壁画を弟に説明していたりと、
とても微笑ましい光景に出合った。

他にも埼玉県から来たというご夫婦、懐かしいですねぇ、昔はお世話になったんだと、
銭湯談議に花が咲いた。

西のゾーンではさまざまな建築様式の復元や、昔懐かしい茅葺きの民家が並び、
疎開先で見た農家の諸農具、台所での道具類など懐かしいものばかりに出合った。

今日は「いろり」に火が入っている家があり、ボランティアの方が語り部みたいに、
いろりを囲み見学者たちと話し合っていた。
寒かったので「いろり」に足を投げ出して温めてきた。

ボランティアの方たちと昔話をしたりして、古く懐かしい建物を見て、
たまには昔の光景を思い出すのもいいかなと思い、寒さもそれほど感じず、
店蔵型休憩棟では冷たい「武蔵野うどん」を食べて帰ってきた。