あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

映画「少年H」を見てきました

2013-08-18 | 映画・観劇
ただいま絶賛上映中の映画「少年H」を見てきました。
舞台は異国情緒あふれる神戸での、
「戦争」体験の中で、勇気、信念、愛情をもって、
生き抜いた家族の物語です。
妹尾河童の自伝的小説「少年H」の映画化です。

戦争の記憶が薄れていく今、
この映画は、戦時中の日本の姿が、
あらゆる角度からリアルティに描かれ、
当時の人々の日常を伝えてくれる。

見ていてもいろいろ思い出されてきて身につまされ、
はっきりと記憶がよみがえってくることもたびたびありました。
戦争体験されあのころの日常を覚えているひとにも、
そうでない世代の人々にも、
時代や国籍を超えて伝わる、
家族の姿、特に父親の子に語る言葉は、
胸に迫るものがありました。
まさしく愛と感動がひしひしと伝わる映画。
今のこの時期にふさわしい映画、
まさしく「今でしょ!!」

それが伝わったのか、
第35回モスクワ国際映画祭にて、
特別作品賞受賞をしました。

パンフレットより