はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

<お昼寝時の夕立にご用心>

2012-07-31 11:53:01 | 日記
まず、江戸小咄をひとつ。
お日さまとお月さんが、旅に出る相談をしていることを聞きつけて、カミナリが「俺も連れて行け」と。
「お前は夜うるさくて眠れないからいやだよ」と、お日さまとお月さん。
静かにするからと約束して、3人で出かけることになりました。
案の定夜っぴて「ごろごろ、ごろごろ。ピカピカ、ピカピカ」。
朝もゆっくり起き出したカミナリは、女中さんに「お日さまとお月さんは?」
「もうとっくにお立ちになりましたよ」
聞いたカミナリは、「さすが月日の経つのは早いものだ」
「ところで、カミナリさんはいつごろのお立ち?」
「俺か、俺は夕立にしよう」

オソマツ!
 

で、ここからが本題。
賛助会費ときらりんキッズへのカンパをしてくださった野村さんに、お礼のメールを出しました。

「野村様
月に一度しかお会いできませんが、若菜さんと仁志君の顔を見るとほっとするのはなぜなのでしょうか?
会うごとに「ヨカニセドン(鹿児島弁で良いお兄さんの意)」となっていくひとし君を見るのは、私たちにとって、たぶん若菜さんが想像している以上の喜びでもあるのです。
先日の土曜日は、今までにない活況を呈していましたが、あの状況を見ながら、この子たちが10数年経った時に、「いじめ」などが起きない世の中になっていて欲しいとつくづく思ったものでした。
 
賛助会費と、「きらりんきっず」カンパ。いつもながらありがとうございます。」

 

それに対して、野村さんからもご返事が。

「>月に一度しかお会いできませんが、若菜さんと仁志君の顔を見るとほっとするのはなぜなのでしょうか?
多分 私達もはなはなに行くとほっとするからだと思います。
例えるなら 実家にただいま~と帰る感じかしら。
震災から15ヶ月。復興への道のりはなかなか前に進めずにいる部分も多いようですね。
今を生きる人々は大変だと思います。
先をいきる人々が乗り越えられた!と感じれる日が早くやってくる事を願っています。
今の大人達のがんばりが 今の子供達の未来を明るくしてくれると信じています。
募金もボランティアの数もぐ~んと少なくなっているとネットのニュースで読みました。
自分たちは取り残されているのではないか、忘れ去られて行くのではないかと感じる被災者の人もいると書かれていました。
カンパの金額は少ないですが 忘れてないよ!という気持ちを込めています。
出来る事を継続していければと思っています。
はなはなを続けて行くことも大変な事だと思います。
今 利用しているお母さんたちが ボランティアに参加できるようになり、やがて、今、利用している子供達が ボランティアに参加できるようになったとき。そんな未来に はなはなが続いていればいいなと思います。
未来にバトンをつなげられるようにがんばってくださいね。
また来月お会いしましょう!」
 
そしてこのメールには次のようなPSが。
 
「ps 今日の出来事
保育園でお布団のカバーやらタオルケット パジャマが汚れ物として荷物になっていました。
ねえ これどうしたの?とひとしに質問
仁志 あのねえ 雨降ったんだよ。それでねえ ぬれちゃったんだよ。
私  そうなの?お母さんがいた東京は天気だったよ 何時頃雨降ったの?
仁志 え~とね お昼寝の時間かな だからさ ぬれちゃったんだよ。
私  雨でぬれちゃったんだ。
仁志 そうなんだよね。
私  明日は雨降らないといいね
仁志 。。。。。
お漏らしをごまかすようになりました。。。野村 若菜」
 
まさに、「お昼寝時の夕立にご用心」です。

 
 
ところで、「はなはなひろば」に懸案の子供用トイレが設置されました。27日、28日の2日間で工事をしてもらいました。とても狭いので、使い勝手がよいとはいえませんが、トイレ・トレーニングには有効に使えるはずです。ぜひぜひ、ご利用ください。
言うまでもないことですが、この野村さんとのメールのやりとりを公表するについては、野村さんのご了解を得ていることをお断りしておきます。
「仁志さんの許諾はとれていませんが(笑)
私の文章なので OKということで。。。」
また、野村家では、その後も夕立に見舞われていることが書き添えられておりました。
                  Y

<こんなことできるよ>

2012-07-22 13:00:50 | 日記

久しぶりにひろばにやってきたTちゃん、ただいま4歳。幼稚園の年中さんになっています。幼稚園に行く前には、ずーっとひろばに来て元気いっぱい遊んでいた子です。
幼稚園に行き始めてからは、園が終わった後の帰りがけに立ち寄って遊んでいくのを楽しみにしています。本当は、いっぱい、いっぱい動きたいのですが、小さな子のことを考え、自分をコントロールしてくれています。(その気持ちがとても嬉しいのです)
先日はブロックに集中して遊び、写真のような「カッコ」いいロボットを作り上げました。
ブロック遊びは、その年齢によって遊び方がいろいろです。いちばん小さな子はただひたすら舐めるだけ。それを過ぎると、平面に何個かのブロックを並べる。そして何段か積み上げるようになり、さらに何かの具体的な形にして楽しむ(これは作り上げるのに根気がいります)。
そこから発展して、規模の大きな形に仕上げていく(ビルのように積み重ね、倒れそうになるスリルを楽しみます)。
この日のTちゃんは、写真のようなすばらしい作品を作り上げることができ、とても満足げな様子でした。
ブロック遊びの好きな子は、このくらいの年齢になってくると、自分の中に作りたいものの具体的なイメージが湧き上がり、実際にそれを形にできる力が出てきます。
この日、周囲にはTちゃんのロボットを触りたくてうずうずしていた子たちがいたのですが、壊すのがもったいなくて、写真を撮ったあと、しばらく高い場所において飾ってあげることにしました。
            M


《ちょっと高度ですぞ!》

2012-07-12 14:51:24 | 日記


「はなはなひろば」に数え切れないほど来てくれている二見さんと,佐野さんが素敵なものを作ってきてくれました(写真参照)。とても手の込んだ手作りの作品です。
子どもたちが楽しく遊べそうですが、ちょっと集中しないと難しいかな?
子どもたちの大好きなアンパンマンに登場するキャラクターを見つけて,
合わせ絵のようにしていくものです。
マジックテープで同じキャラクターをくっつけるのですが、何度でも張ったりはがしたりできるという優れものです。
とても細かな作業が必要なものをふたりのママが「はなはなへ」と作ってくれたことに感激です。
佐野さんは、今までもスタッフが気付かない・手が回らないおもちゃ箱なども、いくつも作ってくれています。
佐野さん、いつも細かい気遣いをありがとう!
「はなはなひろば」に来た方たちも、ぜひ遊んでみてくださいね。大人もいっしょに楽しめます。
                                         M

 


<七夕飾りが賑やかでした>

2012-07-12 13:55:43 | 日記

 

6月末から7月7日まで、はなはなひろばの店頭に、大きな笹飾りが立てられました。
毎年磯子区の洋光台に竹林を持っておられるお宅から、立派な竹を頂いてきて飾っています。
毎日ひろばに来た親子が短冊に願いごとを書いて吊るしました。
そこで日を追うごとに、竹は賑やかになっていきました。
いろいろな願いごとが短冊に書かれていましたので、その全部を写真にとっておきました。

一番多かったのは、子どもたちの健やかな成長と家族の健康と幸せを願ったものでした。
私は、そこで次の言葉を思い出したものでした。
「世界全体が幸せにならなければ、個人の幸せはありえない」宮沢賢治
                    M