はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

「きらりんきっず」再開によせて

2012-05-28 19:01:58 | 日記

かねて、HPやポスターでお願いいたしましたが、陸前高田の「きらりんきっず」が新らしくつどいの丘に協働商店街を作り、その一画で活動を再開する運びとなりました。
被災後高田第1中学校、そしてワイワイカフェを借りてと転々としていたので、今回でやっと定着できる目途が立ったということになります。
6月2日に、高田大隈つどいの丘商店街としてオープンします。1階に親子のひろば、2回は事務所や物置などとして使用されることになりました。
再開に併せて、「きらりんきっず」では、乳幼児用品のレンタルを、事業の一端としてはじめることになりました。
「はなはなひろば」では、それに協力しようと、HP上で呼びかけ、区役所・区社協・わっくんひろばにもお願いをしてきました。その結果、

負ぶい紐 5個、

ベビーサークル 4個、

フェンス 1個、

ベビーバス 1個、

ベビーカー 4個、

ベビーベッ ド2個、

そして衣料品数点が集まりました。
先週末、「はなはなひろば」スタッフ18名で、きれいに品物を拭き、梱包して、本日引越し便で発送いたしました。
全員で力を合わせて、荷造りをする様は、壮観でしたが残念ながら、写真を撮ることを失念しておりましたので、お見せすることはできません。
上の写真は、集まった荷物のすべてを撮影したものです。
区役所の掲示を見てわざわざもって来てくださったベビーバス、わっくんひろばからは、お祝い金までお預かりすることになりました。
「はなはなひろば」利用者の皆さんからも、心温まる支援を頂きました。ありがとうございました。
「はなはなひろば」からは、3名が車で1日に横浜を立ち、2日、3日と高田開設のお祝いに行って来ます。
その様子は、また詳しくお知らせすることにしましょう。

                              M

 

 


初めての生麦ケアプラザでのイベント

2012-05-22 16:11:53 | 日記

 

今まではなはなひろばで行っていたイベントの中から、”歌とリズムとマッサージ“を、生麦ケアプラの部屋を借りて初めてやりました。広いスペースにマットを敷き詰め、電子ピアノを使っての楽しい1時間となりました。13組28人の親子の参加があり、はなはなでは少し窮屈だったのが、のびのびと動けてよかったと思いました。(今まではなはなでやっていたので、スペースに慣れず、戸惑いもあったかな)。

「アイアイ」「ぞうさん」「どんぐりころころ」「まほうのおまじない」を歌い、ふわふわ布で体をごしごし、お風呂に入った気分。「歩こう歩こう」を歌いながらさまざま行進とストップで“たかいたかい”。いろいろな打楽器を打ち鳴らしながら、「おもちゃのチャチャチャ」を歌いました。そして、トーンチャイムという珍しい楽器を使って、音の素敵なハーモニーを曲に合わせて味わいました。

最後に飛び出すエプロンを、不思議に思いながら、ポケットから出てくるものを、カメラ、アイスクリーム・・・・などと当てっこをしました。

これからケアプラでやるイベントにもぜひ参加してくださいね。

                                    M


《素敵なアイディア》

2012-05-21 18:45:46 | 日記

「はなはなひろば」に来ているOさんは電動自転車でやってきます。
先日「はなはなひろば」からさよならをする時、外で送り出してあげるために道路に出ていった時、OさんがHちゃんを自転車のチャイルドシートに載せるのを見て、「おやっ?」と気付いたことが。
写真にあるような、幌がシートについているのです。他の子たちが乗ってくる自転車では見ることがなかったので、"これとてもいいですね"と幌を指して言うと"手作りです"とのこと。ちょっした雨よけや日除けになるこの手作りの作品は、ヒット作品だと思いました。
自動車の窓の日除けに使うものを何枚か併せて丈夫にし、あとは自転車の支柱とこの幌とを、結束バンドで結ぶ、これだけなのです。
Oさんが自分で考え出した作品とのこと。
今度、自転車に乗っている人たちは、見せてもらったらいいですよ。
こんな物があったらいいなというママの思いが、使えるものにと変っていくのですね。
                         M


<月1回の土曜日は貴重な日>

2012-05-21 18:40:25 | 日記

5月19日の土曜日は、月1回の「はなはなひろば」オープン日です。偶数月の第2土曜日、奇数月の第3土曜日は「はなはなひろば」がオープンであることは次第に定着してきたようです。
この日、朝親子を迎え入れるための準備が終わるか終わらない10時にはもう1組の親子がやってきてくれ、その後三々五々にやって来た親子で「はなはなひろば」はうまって行きました。
保育園に行っている子どもたちが、月1回のこの日を楽しみにしていてくれたり、いつも来ている親子も、この日に来ればかつての顔なじみに会えるというので、来てくれるのです。
この日は、「はなはなひろば」でお弁当を食べたいといって来てくれた子、「はなはなひろば」へこのスカートを履いていってみんなに見せるのだといってきてくれる子もいて、とても嬉しいことでした。
また、最近長崎から引っ越してきたという親子もいましたが、今日はちょっとだけのつもりで来たといっていたのも関わらず、上のお兄ちゃんの「ひろばでお昼を食べたい」という要求に応えて、ママがスーパーへ急遽昼食を買いに行って、午後も元気いっぱい遊んでいきました。
やっぱり友達がいっぱいいる中で過ごすのは、子どもたちには楽しいことなのですね。
また、お昼寝のために家の戻り、目覚めてまた「はなはなひろば」に来てくれたSさん親子、地区センターのお話会に参加した後で再び戻ってきたHさん親子。この日のためにわざわざ横浜市磯子区から来てくれたNさん親子。
年齢の比較的近い子たちは、一緒になって遊び、夢中になって遊んでいるかと思うと、取り合いやらの緊迫した場面が起こったり、そんな賑やかな中で、いるのかいないのかを忘れてしまうほどにすやすや眠っているYちゃん。
この日、いちばん年上だった小学2年のKちゃんは、2歳の子たちの仲裁に入ってくれるというお姉ちゃん振りを発揮してくれました。スタッフよりもすばらしい役割を果たしてくれてありがとう!
また、6月に会いましょう!!!
一方、この日生麦ケアプラザでは、新しく"ゆるり場"の第1回の親子の集まりがありました。「はなはなひろば」に来ていたMさんが立ち上げたものです。(ブログがありますのでリンクしておきましょうhttp://blog.goo.ne.jp/rurudo_2005/
生麦近辺のあちこちに、親子が楽しめる集まり場ができることは、何よりだと思います。
                             M


「はなはなひろば」の 防災訓練

2012-05-16 15:10:26 | 日記

5月15日(火曜日) 雨

雨の中、参加者10組26名(内スタッフ5名)で生麦消防署へベビーカー・抱っこ・徒歩で歩いて行きました。

災害はお天気の時にだけ来る訳ではないので、この日はある意味よい経験でした。

地震体験車に親子で乗り、震度2から6強までを体験。最初は楽しそうだった表情がだんだん真剣な表情に変わり、子供たちの中には泣き出してしまう子も…。

震度5からは体が左右にユラユラ、そして上下にガタガタ。全員が体験した後、大人だけで関東大震災と同じ震度7の揺れを90秒体験。治まったかなと思うとまた揺れ始めるという感じで、90秒はとても長く感じられました。

署長さんに地震の時の注意点について話してもらいました。

①揺れを感じたら、部屋の中央で頭を保護して(机の下など)、子供は抱っこではなく腹這いにさせる。(子どもは頭が大きいため姿勢を維持しにくいので、腹這いがよいそうです。実際震度5からは親子とも頭がゆらゆらしているのを見学者は見ることができました)

②寝室のたんすなどは、つっかえ棒タイプではなく直接壁に固定できるタイプで留める。

③台所のガス台の近くには冷蔵庫は置かない。冷蔵庫も針金などを使って直接壁に留める。(冷蔵庫も飛んでくるそうですよ!)

④津波警報が出たら、山側へ逃げる、もしくは3階以上の建物に避難。

ただ津波の到達時間が短い場合もあるので、高いマンションなどになるべく早く避難した方がいい。はなはなの地域の避難場所は生麦小学校か市営住宅だそうですが、そこまで行くよりも近くの高層マンションへの避難の方が良いようです。

線路にかかる高架橋は、地震に耐えられるかどうかはわからないとのことなので、フラットな道を選んで避難したした方がよいようです。特に海側に住む人たちは、津波のことを考えておいた方がよいそうです。横浜駅東口は2メートル以上の津波が予想されるので、地下街などに行った時は地上に上がる階段も日ごろから見ておくとよい。東京湾が津波を少し緩和してくれるそうですが、小田原など湾に面していない所では大きな津波が来ることも考えられる。

 帰りに消防自動車のティッシュ入れをお土産に頂き、はなはなへ戻りました。親子ともどもクタクタの状態でしたが、でも今回の体験は本当に有意義な体験でした。

次回は9月にはなはなで訓練を予定していますので。そのときにはぜひまた参加してください。                                                                            

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