はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

1歳でも仲間と遊べるよ

2016-02-29 13:29:09 | 日記

下の写真を見てください。

 

   

みんな1歳の子たちです。まだ群を作って遊ぶのは苦手なのですが、ひろばにやってくるとこのようなことができるようになるのです。

言葉の明確な表現ができないのにちゃんと4人で意思疎通ができているようで、大人が聞いたらさっぱりわからないような宇宙語で言葉を交わし合い(そっと聞いているとその会話の愉快で楽しいことといったらないです)1つの遊びをいっしょにやれています。すごいですよね。

時々じっと目を見つめ合って、アイコンタクトでも通じ合っていくようです。

これがもう少しすると、片言になりさらに仲間を作って遊べるようになります。そうするとおもちゃなどの取り合いも少なくなってくるかな。

今ひろばは1歳~2歳の子たちが多く来ます。お互いに交流し合いながらよい刺激がし合えることでしょう。それにもうちょっと大きな子たちが加わるとさらに素敵な学びの場になっています。


<子どもの目線で>

2016-02-01 13:28:38 | 日記


下の写真を見てください。ある日ひろばにやってきたK君の遊んでいる様子です。


K君は乗り物が大好きで、ひろばでは電車・パトカー・救急車にすぐに目が行き、ずーっとそのおもちゃで集中してい遊んでいます。
その時の遊び方が面白いのです。写真のこの格好は、他の乗り物好きな男の子たちにも見られるものです。寝っ転がって乗り物と同じ高さになり、手で乗物を動かして遊びます。大人はそれを見て気になると、ついつい、「起き上がって遊びなさい」などと声をかけてしまいそうですね。
でも、それは決してしないでくださいね。その世界に浸りきっている子どもたちの心を大切にしてあげてほしいものです。
小さな子どもたちは、乗り物と一体化していたいのです。そのためには立っていたらもちろんダメ、座っていてもダメなのです。
自分が横になって電車と同じ高さになって初めて、自分自身も、電車になったり、運転手になったり、車掌になったりと、その世界に没頭できるのでしょう。「ごとん、ごとん、ごとん・・・」と声を出している子もいます。
子どもたちが成長していく過程で、このような状態になれるのはほんのいっときです。
大人たちは決して声をかけず、そーっと遠くから見守ってあげていてほしいと思います。
                  M