はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

驚くべき話

2014-04-22 14:27:06 | 日記

東京新聞の「余禄(2012.12.30)」という記事にとても興味をそそられる話が書いてありましたので転記します。(少し内容を省いてあります)

 

米ニューヨーク大学の研究者が、はいはいの段階からよちよち歩きに移行し始めた赤ちゃんの歩行距離を計測したのだそうです。

対象は1歳~1歳7か月までの赤ちゃん140人。研究室に特設した遊び部屋と自宅に撮影装置を置いて記録を取ったのだそうです。

赤ちゃんの歩行数は一日平均1万4208歩、距離は4.2キロ。転んだ回数が102回。1時間に69回も転倒した赤ちゃんもいたとか。

赤ちゃんがこんなに歩くのは遊びたいからなのか。研究者はおもちゃをたくさん置いた遊び部屋での歩数と自宅での歩数を比べたがどちらも変わらなかったそうです。

余禄を書いた新聞社の人は「歩けること自体が大きな喜びなのだろう。赤ちゃんは立ち上がるたび、倒れずに歩ける距離を伸ばしていた。歩行速度も上がっていた。一歩ずつ自分が変わっていくことを楽しんでいるのだろうか」と書き、しめくくりに

「大きな目標を立てて放り出すより小さな成果を積み重ねるほうがいいのだ」と言っている。

成長あるのみの赤ちゃんの様子をひろばでみんなで暖かく見つめて行ってあげたいものです。


<うれしいお手紙>

2014-04-12 13:44:59 | 日記


「はなはなひろば」利用者お二人の方から、2通のお手紙をいただきました。
スタッフ一同にとって、このようなお手紙をいただくことは、嬉しい限りです。
スタッフみんなでこれからも、親子が仲良く語り合え、子どもたちが伸び伸び過ごせる、気持ちのよい、リラックスできるひろばであるように、心をこめて来て下さった親子とつながっていこうと思っています。
「はなはなひろば」に来られた親子の人たちも、せっかく来て下さったのですから、できるだけいろいろな人たちと交流をして、おともだちをいっぱい作って下さいね。

なお、お二人のご了解を得て、2通のお手紙を公開させていただくことにしました。


 「はなはなひろば」の皆様
いつもどんな時でも暖かく励まし、支え、見守ってくださり、本当にありがとうございました。「はなはなひろば」はわたしにとって心の拠りどころであり、オアシスでした。つらい気持ちで訪れても、帰る頃にはたくさんの元気を頂いてパワー全開で子どもに向かうことができました。

感謝の気持ちは、どんな言葉でも言い表せませんが、復職してもわが子に愛情のシャワーをいっぱい浴びせながら、笑顔で成長を見守り続けることが恩返しと思い、頑張りたいと思っています。
また夏休みなどの時に、成長したKをお見せに伺うのを楽しみに頑張ります。
本当にありがとうございました。皆様もどうぞお元気で。

                                       A・T

 

「はなはなひろば」の皆様へ
Nが6ヶ月から2歳半くらいまで大変お世話になりました。3歳頃からは外で遊ぶことが多くなり、私としてはさみしい気がしていました。
子育てで息詰まった時や、相談したいことがある時など、皆様に助けていただき本当に感謝しています。
元気すぎてご迷惑をかけることもありましたが、いつも温かく迎えていただきありがとうございました。明日から幼稚園が始まり、利用する機会もますます減ってしまいますが、今後ともみんなの素敵なひろばでいてください。
本当にお世話になりました。
                                       Y・S


お花見

2014-04-03 13:27:24 | 日記

4月1日(火)はなはなひろばから、さくら公園へお花見に出かけました。

絶好のお花見日和。快晴で心地よい風の中、おとなは満開の桜を楽しみ、子どもたちはお部屋の中で遊んでいる時とはまた違った、いきいきとした表情で広い公園の中を思い思いに遊びました。

思いっきり走っても、大声を張り上げても「静かにね」と言う必要はありません。

そんな公園で見かけた子どもたちの様子の中から…

公園の中をヨチヨチ歩きながら急に立ち止まり振り向くとは、必ずその振り向いた方に電車が走ってきます。他の事に気を向けながらも音を敏感に感じ取っているのがわかりました。

また、遊具の車にまたがっていて思わず車ごと転んでしまったとき、乗っていた車が顔に当たらないよう咄嗟に顔を持ち上げ手を出す早い反応。自分で身を守る術をちゃんと身に着けているのですね。

一方、1歳半の男の子を高く抱き上げて「お花がきれいね~」と話しかけると、ちょうどその時桜の木の後ろを通過する電車に大喜び。小さな子どもならではの微笑ましい反応です。

いっぱい遊んだ後の昼食。どの子も落ち着いて食べていました。おなかが空いていたのでしょうか。

戸外で桜の下、シートを敷いて皆で集まっての食事をする雰囲気からだったのでしょうか。

17組34名の親子と過ごした楽しいお花見のひとコマでした。