はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

<あっという間の1年でした>

2013-02-27 15:21:21 | 日記

あと1ヶ月で今年度も終わりです。
(新年度は4月からとなります)
「はなはなひろば」の親子にも、今いろいろな動きが出てきています。4月から幼稚園や保育園に入園する子どもたちが何組もあり、その準備に期待やら不安やらが入り混じった状態で日々を過ごしている様子がうかがえます。ちょうど先輩ママがひろばにやってくると、いろいろ経験談などが聞けるので,こと細かな点にまで、質問攻めにあっていますが、一つひとつわかる範囲で答えてあげたりしています。
入園など初めての経験をこれからするママたちは、分からないことだらけなのでしょう。
答えが返してもらえることで、ほっと安心できるのでしょうね。
ひろばはそのような情報交換の場でもあるわけですから、入園のことだけでなく、育児中の心配事などをちょっと先を行っている子育てママたちに(勇気を出して)聞いてみるといろいろな智慧をもらえるかもしれませんよ。
4月から仕事に復帰するママたち、これから仕事を探して働こうとしているママたち,通園中の子どもの進級を迎えるママたち、そしてはなはなにさよならをして引越しをしていくママなど、この1ヶ月はいろいろなドラマが展開されるのでしょう。それを「はなはなひろば」のスタッフたちは、じっと見つめることにします。
             M


<もうすぐ おひなまつり>

2013-02-27 15:01:19 | 日記

 

はなはなひろば」には今、スタッフの宮地さんが手作りしたつるし雛が4連、入り口に飾ってあります。
この季節いつも飾ってもらっているのですが、ことしは昨年より一連増えてとてもすてきです。なかなかこれほどの圧巻は見られないでしょう。ぜひ見に来てください。
3月1日(金曜日)には、生麦ケアプラザの調理室を使って、ちらしずし・煮物・おすましなどを作ってパーティをしようと思っています。
              M


<2月土曜オープン日 風景>

2013-02-15 18:25:20 | 日記

ロゴを使った、新作品

 

 

2013年2月「はなはなひろば」の土曜オープン日は、9日(第2土曜日)でした。(奇数月は第3土曜日です)
月1回ひろばにやって来て手作りのお弁当を食べる楽しい日であったり、普段は学校や保育園に行っているので来られないK子ちゃん姉妹、区外から来るH君(立派な少年になりました)、パパ・ママといっしょに来る子もあったり、そして現役バリバリの子どもたちが混ざってのとても大切な日になっています。
この日の様子をカメラに撮ってありますのでご覧下さい。
圧巻は、スタッフがいみじくも名づけた「オリエント急行 はなはな号」の処女運転でした。
皆さんもご一緒に、子どもたちの世界に、遊ばせてもらってはいかがでしょう?    M


       

PS:そうそう、そういえば ちょっと早いバレンタインで、チョコレートがプレゼントされて喜ぶH君がいましたっけ。


さるに学ぶ子育て

2013-02-04 11:18:10 | 日記

  毎月「はなはなひろば」では第4金曜日にスタッフ会議を開いています。1月は25日(金)に開催しました。この日はスタッフのTさんの知人で、かつて民間の動物園でりすざるの飼育の仕事をしていたという寅田さんという方(とても素敵な女性)に来ていただき、表題のようなテーマで話をしていただきました。

人間の子育ての単位は1家族ですが、さるの場合には、集団で赤ちゃんが誕生した時には子育てに関わるとのことです。何家族ものさるたちが一緒に同じスペースの中で暮らしているので、小さな赤ちゃんざるに対しては労わりの気持ちから自然に手が出る行為となり、お世話をするようになるのでしょう。何家族もの姉妹兄弟が一丸となって見守りに当たり、あらゆる場面で危険を察知したら救出に当たるのだそうです。

子ざるはお母さんの背中に常時へばりついて親子の絆をしっかり保っていることが多いのですが、おっぱいを飲みたい時には、背中から母ざるの首を回って危なっかしげに前に回ってきておっぱいにたどり着くのだそうです。お母さんざるは子育てに精を出しますが、自分がまず生きていかなければならないことを知っていて、自分のことも大切にする知恵をもっているようです。(写真の中の日なったぼっこをしているのは、自分がしっかりお日様に当たれるように場所を選んでいる様子です)

さるたちにとっては、種の保存が一番のことなので、そのためには集団が結束して子育てにも当たり、自分たちも生き延びるための知恵やパワーを出しているのです。ただし、その日常生活は汲々としているわけではなく、ゆったりのんびりしたもののようです。

また、未熟ざるで生まれ人工哺育せざるをえなくなった子ざるは、24時間面倒を見てくれた飼育員を母親と思ってしまうので(三つ子の魂百まで、産みの親より育ての親)、さるとしての生活に戻すのはとても大変だそうです。

寅田さんの話を聞きながら、人間の子育てと重ね合わせていろいろ考えさせられるところがありました。

さるの子育てからたくさんの学ぶことがありそうです。ときどき動物園に行き、さるさんたちに「教えを乞う」(?)というのはいかがでしょうか。

そう、そういえばこのお話の副題は「これは許される 猿真似」というものでした。

                                                     M