はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

<君もいつしかお兄ちゃんに>

2013-11-04 17:29:37 | 日記

 

 

写真を見てください。3歳のR君がママやスタッフ、そして小さな子どもたちを前にして、紙芝居を読んでいる光景です。
その様子は、真剣そのもの!それを聞いている大人や子供たちも一生懸命聞いてあげています。
1枚めくるたびに拍手がわき、R君はそれに呼応するようにしてますます力が入り、3種類の紙芝居を読み上げました。その時の満足しきったR君の顔!
難しい宮沢賢治の紙芝居も、楽しいアンパンマンも、R君は画面を見ながら自己流の話に作ってしまいました。
ご存じのように紙芝居は、裏面に文字が書かれていて、それを読むのが普通ですが、お気づきの通り文字のまだ読めないR君は、自分でお話を作ってしまっていたのです。その話の的確なこと。驚くほどでした。
それぞれ10数枚の画面をしっかりと読み上げました。それを3種類も!
ついこの間までのあの小さかったR君、そして赤ちゃんの時から見知っているスタッフは、その成長ぶりを、目の当たりにして感動してしまいました。
          M


<季節の変わり目に思ったこと>

2013-11-01 10:09:18 | 日記

 長かった夏の暑さ、ようやく秋らしくなったかと思うと急に寒くなったりと、定まらないお天気です。

季節の変わり目など気候が不順だと体調にも影響しやすくなります。また、アレルギー体質のひとにも嫌な時期ではないでしょうか。

 子どものアレルギーといえば、まずアトピー性皮膚炎、食物アレルギーが思い浮かびます。親としては心配ですが、食物アレルギーはアレルゲンに少しずつ慣らしていくことで、多くの場合、改善していくと言われていますし、アトピー性皮膚炎も殆んどは小学生の頃には段々症状が軽くなっていくようです。

ある日「小麦アレルギーがあるのだけれど、今日はパンを少し食べさせたら口元に反応がでちゃった」と笑顔で話されたお母さんがいました。

子どもにアレルギー反応を起こす物を敢えて食べさせるのは勇気が要ったことでしょう。反応が出て心配にもなったことでしょう。でも、このようにお母さん自身の判断でお子さんの様子を見ながら少しずつ冒険してみるのも大切だなと思いました。親など周りの者がその子のアレルギーに対してあまり神経質になるのではなく、ゆったりとした気持ちで対応してあげる方が結果として良い方に向くのではないかと思っています。

ただ、ショック反応(アナフィラキシー症状)を起こす程とても深刻なケースもあるので、そんな場合の対処法は心得ておかねばなりません。子どもにアレルギーがありそうなら必ず専門医の正しい診断、指導を仰いでおく必要はありそうです。

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