表題の意味は「涙袋」・・・目の下の、ふくらみの事を指す。
ここがふっくらしている女性は人相学的に性的魅力があり、男性にモテルという話を、よく聞く。
私が若い頃は、涙袋がある女性は「好き者」で男にだらしがないと言う噂だった。ところが今は、その涙袋を目指して、メイクで近づけるという様々な方法が巷で溢れている。今は涙袋を作るためのプチ整形もあるようで、どれだけ、この部分が女性の顔の中で重要になっているのかが、わかる。
少し前から若い女性が目頭や目の下に白いラインを引くのを見て、アイラインは黒かグレー、ブラウンと決まっているという固定観念を持っている私は「妙なものが流行りなんだ」と引いてしまっていた。でも目の下のラインを白にすると目が大きく見えるという。
そこへ涙袋を強調すると、男子を目で殺せる女子が出来上がるらしい。
化粧の仕方は、アイシャドゥに使った濃いめの茶色を目の下にぐるっと描くと、こそ泥になるので目尻に涙袋の影のように、ほんの少し描く。
たしかに、涙袋があると目元がぷっくりして中身はともかく、外見だけは女性らしい雰囲気が漂う。
今から女子をアピールする気はサラサラないけれど、試しに、その化粧をやってみたら、涙袋の無い私は、アイシャドウで影をつける場所が無い事が判明した。
強調すべきものがないので、影もへったくれもない。目の下に、少しでも濃い色を塗ると、クマにしか見えない。
私の顔は気を許すとすぐにたるんで、顔の下半分がもたもたした感じになる。
たるんだ肉を上に押し上げたら、涙袋になるかと思い、顔を洗ったついでも持ちあげてみても肉に押し上げられて目が細くなるだけで涙袋が出来る気配は全くない。
つまり涙袋は余った肉が、うまい具合に目の下の、ふくらみになったわけではなく、選ばれた女子が持って生まれた特別な袋なのだ。
それが私には見事にない。無い女性も沢山いる。そんな女性全員が男性に縁がなく未婚で子供がいないわけじゃなし、幸せな結婚生活を送っている人も多く居ると思う。
それと同様、涙袋があって、女子力が高い人であっても、不幸な人生を送っている女子もいるはず。
涙袋が注目を浴びているのだから、ここで、あるなしで、どれだけ女の人生が違ってくるのか統計を是非、取って頂きたいと切に願う。
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