花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

ポエットくん

2006-10-07 | コドモ

これは若(息子・小5)が国語の授業で書いた詩です
「先生がぼくの書いた詩だけを 皆の前で読んだんだよ!」って
うれしそうに話してくれました

9月30日の運動会では
赤組の応援団の副団長として
かなり張り切っていた若
太鼓を叩いたり 大きな旗を振ったり…
あれだけ腕を酷使していながら
筋肉痛にならないなんて!
私には信じられない事実だわ(笑)
※ 「ぼくら~は輝く~…」は赤組の応援歌です

作文などを書かせると
赤ペン添削したくなるような
「What’s?」な文章を書く若ですが
こういった 短い文は 意外とうまいように思います

      
画像 男衾村 - 復興計画より

これは 春に田植えに行った時のことを書いた詩です
先生から ドデカイ花まるをもらっていました

学校の授業で初めて「詩」を書いたのは
たしか去年
小4の時だったと思います

「ぼく 詩だったら いくらでも書けるよ!」と言っていました
たくさんある中から2つ


風は生きていると思う
雲からできて
自由になっている
ぼくも風のように
自由になってみたい


夜の雨
ポツポツポツ ザー
雨がふりだした
あたりは雲で真っ暗だ
暗黒世界に行ったようだ


こんな感じの 短い詩が
小4の時の若の国語のノートに いくつも書かれていました


私からこっぴどく叱られた翌々日
お風呂から上がった時に若が言いました
若: 「お母さん!ぼく お風呂で一句詠んだんだけど…」
母: 「へぇ~?どんなの?聞きたいな~」

怒られる 怒られる時 気持ちは な
心の山に 雲がのりつつ

そうか
怒られていた時は 心の山に雲がのっていたんだね
そう 思うと
ちょっと胸が痛くなった母でした


さらに

標語も得意です

小2の時に「はみがき週間」の標語で学年代表となり
校内放送で読んだそうです(作者本人が放送室で読むらしい)
『はみがきは 虫歯予防の ウルトラマン』


去年は防災の標語で選ばれていました
『火事の元 それはちょっとの 油断から』


姫(妹・小2)が「交通安全の標語なんて書けな~い!」と(宿題に)悩んでいたら
「ぼくが考えてあげるよ!」と言って鉛筆を取り
サラサラと書いていました
『曲がり角 そこが人生 最後かも』

これはいくらなんでも ブラックでしょ?
小学校2年生の女の子が書くわけないでしょ?
という事で もちろんボツ

でも この後 自転車で曲がり角にさしかかるたびに
あの標語が浮かんでくる
「ここで人生終わりたくないよ~気をつけよ~」って!

ということは いい標語だったのかな?

どうしようもなく 不器用のブーちゃんな息子ですが
意外と 『ポエット(詩人)くん』のような気がするのです

コメント (4)
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