新潟県民 14万人が柏崎刈羽原発の再稼働を巡り署名!
東電は柏崎刈羽原発の7号機の核燃料投入する「核燃料装荷(そうか)」が始まっている。(資料1)
[資料1] 2013年当時の東電柏原刈羽原発
一方、稼働に反対する新潟県民は原発の再稼働を巡り署名活動に動き出している!
(資料2)の署名の数、14万1,092名は法定数を遙かに超えるもので「13名に1人」だと言う。(2025年1月9日現在)
[資料2] 直接請求に署名する新潟県民
4月の県議会で条例案を議論する見通しで、可決されれば「県民投票」が実施される。この直接請求と県民投票は勝利する確率が大いに高いと見ている!何故かというと2001年5月に刈羽村で「プルサーマル計画の住民投票」が実施され、投票率88.14%、賛成1,533票、反対1,925票、保留131票、無効16票と勝利しているのだ!しかも“東電城下村”で勝利したのだから驚きである!
翻って、今から36年前の1989年1月に「東電福島第二原発3号機で再循環ポンプ破損事故」の話である。この事故は当時‥国内最大最悪の事故だったと言われた。 その際、行われたのが「東電福島第二原発3号機の運転再開を問う住民投票」だった。地元富岡・楢葉両町民の住民投票請求が議会で否決された経緯があった。新潟県と福島県民の意識には大きな違いがある。そのような結果が「福島第一原発事故」になったと見ている!
[資料3] 沸騰水型原発のECCS(緊急炉心冷却装置)
(資料3)を見て欲しい!
豊田正敏氏(注1)が著した書籍にはこう書いてある。 「何らかの事故により原子炉の中の水が流出して崩壊熱のため温度が上がり破損したり大量の放射能が外に出ないよう抑えるため「非常用炉心冷却設備」(ECCS)がある。更に①ポンプによって燃料を冷やす低圧炉心スプレー系②炉心を水漬けする低圧注水系③原子炉の圧力が高いときに冷却して圧力を下げる高圧炉心スプレー系(高圧注水系)が二重三重に設けられている。 図を見れば9個のスプレーの注水があるとなっている。
ところが「3.11事故」で炉心を冷やす注水が行われたケースや圧力を下げる対策が行われた形跡は全くなく「メルトダウン」したのだ!これではペテンそのものである‥東電という会社はこの始末である!60年間「東電の実態」を見てきたが‥また事故る! 再稼働させたら福島の再来となる!
P2 再開後 第82回 東電交渉
公務災害認定は負傷が99%‥放射線は25%では‥納得出来ない!
P3 日本人口の3割弱が‥
1都3県に暮らしている‥この愚かさは何だ!
P4 東芝崩壊の教訓 原発の今後
P5 「廃炉作業」では‥
「使用済み燃料」を地上に降ろすのが必至である!
P6 科学をもゆがめる原発!宮崎・早野論文から