2023 東電刑事裁判
最高裁に向けて東京・福島でキックオフ集会!
東電元経営陣3名の強制起訴された刑事裁判が、いよいよ最高裁での闘いが始まる。そこで10月1日にキックオフ東京集会、同7日には福島市で開催し「目的・目標・スケジュール」などを確認した。
[資料1] 武藤類子福島原発告訴団長あいさつ
東京集会は(資料1)の武藤類子福島原発告訴団長の挨拶で始まった。
「今年1月、東京高裁の呆れ果てるような酷い判決だった。少し落ち込んたが9月13日、指定弁護士の皆さんが半年以上かけて『上告趣意書』※が出され、いよいよ最高裁判所で始まる。その決意を新たにしてのぞみたい」と話された。
河合弁護士からは「私たちの裁判の目的は“日本から原発を無くす”ことに尽きる!」と元気の出る挨拶があった。
海渡弁護士は「東電刑事裁判を始めて10年以上になる。しかし「右資料」のように、なかなか勝てない!我々はズッと負け続けて来たように思う。しかし、負け続けたわけではない。その中でも『東電株主代表訴訟』は素晴らしい勝訴だった。この裁判は、私たちと“双子”のような裁判だった。同じ証拠のもとで一方は元役員に約13兆円支払え‥一方は無罪‥これは民事と刑事などの違いでは説明付かない。裁判官の覚悟、権力から独立しているか否かである。我々は何としても“逆転勝訴を目指すんだ”の決意が大切である。ここに『上告趣意書』がある。これまで指定弁護士が書かれたものと私、被害者代理人との微妙な差異があったけれど、我々の思いと一致している中身だった」と話され逆転勝訴を確信できる内容だった!
以降、出席者の皆さんから闘いの決意が話され、福島市の会場に引き継がれた「キックオフ集会」であった。
P2~3 「ALPS多核種除去設備」について
Q&Aで答える!
P4 第1原発で作業員5人が
汚染水を浴び2人病院へ搬送!
P5 甲状腺がん発症に
放射能の影響なしの圧力
P6 地震の揺れがないのに
津波発生の原因とは?
帰還困難地域(復興拠点)から
盗難にあった金属類が多量に
出回っているのではないか?