トリチウム以外の放射性核種が含まれている!
1月31日、経産省が取り仕切る「多核種除去設備等処理水の取扱に関する小委員会」が「希釈して海洋放出・加熱蒸発させ大気放出」の2案を大筋で了承、政府へ提言した。肝心要の問題のみ指摘したい!
①2018年8月、富岡町・郡山市・東京の3公聴会で指摘された「トリチウム以外の核種が含まれている…海洋放出などトンデモナイ!」と参加者が怒り大荒れに荒れたことをご存知であろう。ところがである…
(資料1)主要7核種の他2核種まで含まれているのだ
東電交渉(第51回・2019.12.23)でも「処理水を二次処理しなければ海洋放出は出来ない」と語っている。
②これを海洋投棄するのであれば「これはペテン以外の何物でもない。福島核災害は核公害問題であり、足尾鉱毒事件以降、かつて日本において無数に生じてきた公害事件と照合すると典型的な悪質公害物質排出未遂事件と言ってよい」。
更に、日本政府は1993年3月30日、「低レベル放射性廃棄物の海洋投棄については、関係国の懸念を無視しては行わない」と閣議決定している。
加えて、原子力委員会は同年11月2日に「海洋投棄を選択肢にしない」と決定している。
③何よりも(資料2)の五輪誘致演説で「港湾内で完全にブロック…」と大見得を切ったのは誰なのか!
(資料2)世界に大見え・・・
④メディア含めて「…生物への濃縮は考えられない」という。しかし(資料3)~(資料5)のようにトリチウムを扱うプロはエアラインスーツと全面マスク(第一原発)姿である。
(資料3)米サバンナ・リバー核工場・・・
P 2~3 第52回目東電交渉
P 4 小児甲状腺がん
県民健康調査の暗い闇
P 5 福島の経験を生かさない原発再稼働は日本を滅ぼす
伊方原発を運転させるな!
P 6 ジャパンライフは・・・
東北の被災地 災害弔慰金 補償金を狙っていた!