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おっさんの品格
Windows 10 は「史上最高」なのか?
2017/12/24 追記
以下のブログ記事の中に書いてあります 「disk I/O 100%」 の件は、
Windows 10 の問題ではなく、SSD の老朽化が原因であることが分かりました。
(詳細は、こちらの記事を参照してください)
ここに訂正してお詫びいたします。
以下のブログ記事の中に書いてあります 「disk I/O 100%」 の件は、
Windows 10 の問題ではなく、SSD の老朽化が原因であることが分かりました。
(詳細は、こちらの記事を参照してください)
ここに訂正してお詫びいたします。
2015年7月29日に正式リリースされた Windows 10 は、マイクロソフトの最新 OS だ。
企業ユースでは依然として 7 が使われている現状があるものの、我々一般ユーザーが使うクライアント OS は、既に Windows 10 への移行が実質完了していると見ていい。
今新しい PC を買えばもれなく Windows 10 がついてくるし、何よりも、昨年夏の 「強制アップデート事件」 が象徴するように、マイクロソフト(以下 MS)自身が Windows 10 への移行を猛烈に推し進めている現状があるからだ。
1992年 Windows 3.1
1995年 Windows 95
1998年 Windows 98
2000年 Windows Me
2000年 Windows 2000
2001年 Windows XP
2007年 Windows Vista
2009年 Windows 7
2012年 Windows 8
2013年 Windows 8.1
2015年 Windows 10
1995年 Windows 95
1998年 Windows 98
2000年 Windows Me
2000年 Windows 2000
2001年 Windows XP
2007年 Windows Vista
2009年 Windows 7
2012年 Windows 8
2013年 Windows 8.1
2015年 Windows 10
クライアント用 Windows の来歴をまとめると、ざっと↑のようになる。
深夜のローンチイベントの盛り上がりがニュースで大々的に報じられた Windows 95。
9X 系 OS から NT 系 OS への架け橋となった Windows 2000。
NT カーネル本格採用により、無類の安定性で長期政権を築いた Windows XP。
内部の堅牢性をさらに推し進めるも、どことなくいまひとつ感が漂っていた Windows Vista。
Vista カーネルのチューニングに成功し、性能・外観の両面で見事に復活した Windows 7。
Android、iOS の脅威に対抗するための、長い産みの苦しみの幕開けとなった Windows 8。
振り返ってみると、各年代に出た Windows にはそれぞれの思い出がある。
しかし、この Windows の年表もこれで打ち止めとなる。
95 → 2000 → XP → Vista → 7 → 8 ・・・・ と続いてきた Windows のメジャーアップグレードは、Windows 10 で最後になると MS から発表されている。
「Windows as a Service(サービスとしての Windows)」 戦略に基づく方針とのことだ。
自分も長年 Windows PC を使ってきているので、この方針転換の影響は非常に大きい。
10 を最後の Windows にすると、MS がそう言うのなら仕方ない。
ただ、そうであるなら、今後とも末永く使っていかないといけないわけだから、当然のことながら優れた品質の OS に仕上げてもらわないと困る。
しかし、Windows 10 を実際に使ってみて、現状の品質に自分は大いに不満を持っている。
過去のメジャーアップグレードに比べると非常に荒削りで、各種の問題に遭遇している。
Windows 10 Pro x64 を使用中に遭遇したトラブル
以下、自分が Windows 10 を使用中に遭遇したトラブル事例を紹介したい。
自分の現在のメインマシン EPSON Endeavor Pro 8100 の構成は、↓の通りである。
Corei7-5960X Extreme Edition 3.0GHz
電源 650W
NVIDIA GeForce GTX 750 1GB
32GB RAM
disk0: SSD SAMSUNG MMDOE56G5MXP-MVB(256GB) ← システム
disk1: HDD WDC WD40EFRX-68WT0N0(4TB)
disk2: HDD WDC WD10EADS-00L5B1(1TB)
disk3: HDD WDC WD20EARS-00S8B1(2TB)
電源 650W
NVIDIA GeForce GTX 750 1GB
32GB RAM
disk0: SSD SAMSUNG MMDOE56G5MXP-MVB(256GB) ← システム
disk1: HDD WDC WD40EFRX-68WT0N0(4TB)
disk2: HDD WDC WD10EADS-00L5B1(1TB)
disk3: HDD WDC WD20EARS-00S8B1(2TB)
元々は Windows 8.1 がプリインストールされていた PC だが、Windows 10 Anniversary Update x64 をクリーンインストールし、↓のソフトウェア群をインストールして使用している。
8GadgetPack
Acronis TrueImage 2017
Adobe Acrobat DC
Adobe Photoshop CS5
Cyberlink PowerDVD 16 Ultra
Cyberlink Power2Go 11 Platinum
DxO Optics Pro 11 Elite
Google Chrome
Media Go
Norton Internet Security
Office Professional 2013
ScanSnap Manager(← 富士通のスキャナ S1500 のドライバ)
VMware Workstation Pro 12
Windows Essential 2012(← PhotoGallery のみ使用)
Acronis TrueImage 2017
Adobe Acrobat DC
Adobe Photoshop CS5
Cyberlink PowerDVD 16 Ultra
Cyberlink Power2Go 11 Platinum
DxO Optics Pro 11 Elite
Google Chrome
Media Go
Norton Internet Security
Office Professional 2013
ScanSnap Manager(← 富士通のスキャナ S1500 のドライバ)
VMware Workstation Pro 12
Windows Essential 2012(← PhotoGallery のみ使用)
インストールしたソフトの中には、バックグラウンドタスクを勝手に設定するものがあるが、それらは基本的にすべて無効にしてある。
TrueImage 2017 のバックアップスケジュールも、Norton Internet Security のディスク最適化などの自動タスクも、全てオフにしている。
RAID は組んでおらず、CPU のオーバークロック等の改造の類も一切やっていない。
disk I/O 100% 状態でフリーズする
⇒ これが自分が遭遇しているトラブルの中で最も実害の大きい現象だ。OS 起動直後の10分~15分ほどの間、あるいは使用中の任意のタイミングで、システムドライブ(SSD)の disk I/O が 100% 状態になり、その間、ブラウザを起動したり IME で日本語を入⼒するなど、何をするにも超モッサリで作業ができなくなる。その間の CPU 使用率はほぼ 0% でまったく落ち着いており、disk I/O だけがなぜか異常に頑張っている状況で、それが収まると何事もなかったかのように普通に作業できるようになる。Windows Update のダウンロードを行なっている最中にもこの現象は顕著に発生する。
ネットを調べてみると類似の問題で悩んでいる人は多く、その解決策としては 「自動メンテナンスを切る」 が FA となっているようだ。しかし、自動メンテナンスが原因であるにしては結構な高頻度で起きるので、自分は別の原因ではないかという気がしている。なお、OS 起動直後の10分~15分の間にこの現象が起きる件は、スタートアップ時に起動するいくつかのサービスを無効にすることでひとまず沈静化したが、まだ完全には治まっていない。使用中に不意にこの現象に見舞われてその都度イライラさせられることが今も続いている。
Windows ストアが開かないことがある
⇒ Windows ストアを起動しても、プログレスリングがクルクル回るのみでストアの中身がいつまで経っても表示されず、OS 再起動でやっと復旧するという現象に何度も見舞われた。ストアのキャッシュをクリアすれば治るという処方箋があるようだが、そんなことをしなければいけない時点でお粗末なバグであると言わざるを得ないだろう。なお、この問題は今年早々に降ってきた 「ストア」 アプリのアップデートで現在は治まっているようだ。
UWP アプリが起動しないことがある
⇒ サブマシンとして使用中の Surface Pro 3 で何度か起きたことのある現象だが、スタートメニューに登録されているソフトのうち、デスクトップアプリは起動できるのに UWP アプリ類だけがなぜか起動しなくなることが何度かあった。プリインストールされているメールアプリや天気アプリ等もすべて起動できなかった。OS 再起動で復旧したが、お粗末なバグと言う他ない。
Adobe PDF での印刷時、印刷ダイアログが表示されないことがある
⇒ 自分はブログに投稿した記事をその都度 PDF 化して保存している。Adobe Acrobat DC をインストールしているので、印刷時に "Adobe PDF" をプリンターとして選択することが出来、それでブログ記事を PDF 化している。そのときに、何度やっても印刷ダイアログが表示されない現象がたびたび発生している。その状況に陥ると OS を再起動しないと復旧できない。
デフォルトの画像ビューア 「フォト」 アプリの出来がイマイチである
⇒ Windows 10 では、従来の 「Windows フォトビューア」 の代わりに 「フォト」アプリがデフォルトの画像ビューアになったが、これの出来がかなりイマイチである。解像感が甘いぼやけた表示になって、画像を綺麗に鑑賞することができない。α99Ⅱ で撮った JPEG 画像を 「フォト」 アプリで最初見たとき、「38万も出して買ったカメラの性能がこんなものなのか?!」 と愕然とし、Windows Live PhotoGallery で見たらちゃんと綺麗に表示されたのでほっと胸を撫で下ろした、という経緯があるくらい 「フォト」 アプリの表示は綺麗じゃない。
フォルダ内 JPG 画像のサムネイル表示の一部が必ず欠損する
⇒ カメラ道楽を趣味の1つにしている関係上、自分の PC には JPG 画像が数多く保存されている。JPG 画像の入ったフォルダを最初に開くと、サムネイル画像の展開表示が行なわれるが、そのときに一部の画像のサムネイル表示が必ず欠損する(=上下に変な黒い縁が出来たサムネイルになる)。表示形式を一旦 「詳細」 に戻してから再度 「大アイコン」 にすることで正しく再表示されるが、こんなものは一発で決めてもらいたいところである。
スリープからの復帰でログインに失敗する(2017/3/25 追記)
⇒ この2週間ほど前から、スリープから復帰したときのログインに失敗する現象に度々遭遇している。スリープ状態の PC の電源を入れ、ロック画面が出てきてパスワードを入力すると 「ようこそ」 が表示されてプログレスリングが回り始めるが、それっきり延々待ってもログインできない。仕方ないので電源ボタン長押しで強制再起動するしかない。致命的問題であり、全く話にならない
以上、自分が実際に Windows 10 を使って遭遇した問題の数々を列挙してみた。
インストールソフト一覧を見ていただくと分かる通り、自分は PC でそれほどヘヴィな作業をやっているわけではない。
ゲームはやらないし、ブログ記事を書いて投稿するか、Chrome を起動してネットを閲覧するか、OneNote で日記を書くか、あとは YouTube で動画を見るくらいのものである。
高負荷な重い処理としては、2400万画素級の RAW データを DxO Optics Pro で現像することがあるが、そんなに頻繁にやるわけではない。
にも関わらず、↑に列挙したような問題に遭遇している。
同じ PC を Windows 8.1 で使っていたときは、こうした問題に悩まされることはなかった。
現状の Windows 10 は非常に出来の悪い不安定な OS だ。
実際に使ってみてそう言わざるを得ない。
とにかくフォントが汚すぎる
そして、Windows 10 はとにかくフォントが汚い。
それはもう、見るたびに腹が立ってしようがないレベルだ。
Windows 10 も一時期は無料で提供されていたが、今はもう無料でなく Pro 版を \25,000 くらいの価格で販売しているのだから、それなりの品質のものをちゃんと作ってもらいたい。
Windows 10 のフォントの汚さは、7 や 8.1 の画面と見比べれば明らかだが、実際に並べて比較するまでもなく分かる1つの事例を以下に示したい。
Windows 10 で Windows Media Player の初期設定を行なうときに出てくる画面である。
↑この画面を見て、みなさんはどう思われるだろうか?
タイトルバー文字列は特に問題ないが、その他の部分の文字の見栄えがどうもパッとしない。
特に、右下の2つのボタン 「戻る(B)」、「完了(F)」 の文字の汚さはちょっと信じ難い。
なぜ、Windows 7 や 8.1 のシステムフォントをそのまま流用しなかったのか?
何が悲しくて、游ゴシックなどという汚いフォントをわざわざ費用をかけて新規開発して、しかもユーザーが設定変更できないようにするなんて、MS は一体何を考えているのか?
全く理解に苦しむ。
Windows 10 のフォントの汚さは、OS そのものだけでなく Edge ブラウザにも及んでいる。
IE11 や Chrome ではメニュー等の文字の表示は特に問題ないが、Edge では OS のシステムフォント「游ゴシック」 の汚さの影響が及んでいる。
その点について、MS のフォーラムで質問した人がいる。
「Edge でフォントを変更する手段はないでしょうか?」 とその人は質問し、それに対する回答、結論としては 「ない」 ということで決着した。
その議論の過程で、数名のユーザーがかなり強い口調で異議を唱えた。
「フォント設定ができない Edge は使い勝手が悪い」、「表示が汚くて見る気がしない」 と。
自分は、その異議申し立てに非常に共感できた。
実際、Windows 10、Edge のフォント表示は本当に汚い。
「見る気がしない」 というのは、自分もまったく同じ実感を持っている。
「Windows を捨てる日もそう遠くないです」 と、あるユーザーがさらに不満を述べた。
そしたら、「そう思うなら早く捨ててください」 とモデレーターから返答がなされた。
それを最後にスレの議論は終わっている(↓参照)。
MicroSoft Edge のフォントを変更したい。
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/apps̲windows̲10-msedge/microsoft-edge/f73a4352-63c5-4bf4-9088-160e98a248f6
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/apps̲windows̲10-msedge/microsoft-edge/f73a4352-63c5-4bf4-9088-160e98a248f6
ちなみに、モデレーターは MS の社員ではなく、ボランティアで募った人員のようだ。
確かに、フォーラムは愚痴を言う場ではない、それはその通りだろう。
しかし、Web ブラウザは、Word や Excel のように文書作成編集の機能を持たず、Web コンテンツの閲覧を最大の目的とする、そのためのソフトウェアだ。
少しでも綺麗に快適に閲覧したいと思うのは、ユーザーの当然の要求だ。
その点で旧バージョンより明らかに品質が劣る製品を出しておきながら、それに対してユーザーがクレームを述べたら、「嫌ならさっさと捨てろ」とは一体どういうことなのか?
MS が強引に推し進めた強制アップグレードによって、意に反して Windows 10 に無理矢理アップグレードさせられたユーザーだって少なくないのである。
逆ギレ、とはまさにこのことではないだろうか。
Creators Update? Redstone3? 最早そういう問題ではない
自分は、何度でも繰り返し強調したい。
見てくれの外観が粗雑なソフトウェアは、中身も大抵ろくな出来ではない。
現状の Windows 10 にもまさにそれが当てはまると、自分はそう思っている。
更新プログラム「KB3194496」の不具合に振り回される Windows 10 ユーザー - 阿久津良和のWindows Weekly Report
http://news.mynavi.jp/articles/2016/10/11/windows10report/
筆者の推測に過ぎないが、今回のトラブルは KB3194496 ではなく、Windows 10 自身に根本的な問題があるのではないだろうか。各所に空いた穴を補強してきたが、土台となる柱の1つに亀裂が入って今回の問題を引き起こしたように感じるのである。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/10/11/windows10report/
筆者の推測に過ぎないが、今回のトラブルは KB3194496 ではなく、Windows 10 自身に根本的な問題があるのではないだろうか。各所に空いた穴を補強してきたが、土台となる柱の1つに亀裂が入って今回の問題を引き起こしたように感じるのである。
自分のような一般ユーザーだけでなく、その筋のプロフェッショナルも↑こう指摘している。
これが、現状の Windows 10 の実態を言い当てていると思う。
Windows 8、8.1 は UI が不評を買ったが、OS のコアは非常に優秀だった。
Windows 10 は、スタートメニューの復活やストアアプリのウィンドウ表示など、不評だった UI を改めてその点ではユーザーの好評を得たかもしれないが、内部の作りは Windows 8 や 8.1 とは程遠い継ぎ接ぎだらけなのが実態ではないのか。
実際に使ってみてそう感じる。
2015年07月29日 Windows 10 正式リリース
2015年11月12日 Windows 10 November Update(バージョン 1511)
2016年08月02日 Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)
2015年11月12日 Windows 10 November Update(バージョン 1511)
2016年08月02日 Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)
2015年の正式リリース以来、Windows 10 は2度のアップデートを実施した。
次に控える大型アップデートは、もう間もなく公開予定の Creators Update だ。
その次は、コードネーム 「Redstone 3」 のアップデートが秋に控えている。
今後も同様のアップデートを繰り返しながら、コルタナの機能向上、〇〇〇の操作性向上、機能追加などが行なわれていき、「Windows 10 は進化していく」 のだろう。
しかし、最早そういう問題ではないと自分は思う。
今の Windows 10 の品質について、MS はもっと危機感を持った方がよいのではないか。
今のまま機能追加や操作性向上をいくら繰り返したところで、そんなものは虚仮威しに過ぎない、厳しい言い方をすればそういうことになると思う。
Windows は今後新しいバージョンが出ることはなく、10 が最後の Windows になる。
それなのに今のような品質状態が続くなら、近い将来、Google がちょっとその気になってデスクトップ OS を出したらどうなるか?
Google のことだから、MS Office 互換対策など、ぬかりなく手は打ってくる筈だ。
Windows のシェアは、Google の新 OS にあっという間に食われてしまうのではないか。
それではあまりにも寂しい。
1995年から Windows を長年使ってきた人間の一人としてそう思う。
今の Windows 10 は、MS が声高にアピールしている 「史上最高の Windows」 とは程遠い。
↑の Windows Weekly Report の記事でも指摘されている通り、MS には Windows 10 の本質的な部分での品質テコ入れに真剣に取り組んでほしいと思う。
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何もしてないのに CPU 使用率が勝手に上がる
自分はかつて、HP の h9-1390jp/CT というデスクトップ PC を使っていた。
CPU Core-i7、RAM 32GB、Windows 8 プリインストールモデルの水冷 PC だ。
これを Windows 8.1 にアップデートして、2015年の夏まで使っていた。
RAM 32GB も積んで一体何するの︖ と思われるかもしれない。
自分が PC で実行する重い処理としては、一眼カメラで撮った写真の RAW 現像がある。
それをやるには CPU パワーと RAM 容量が必要だろうと想定したのだが、実際にやってみた感じでは 8GB もあれば十分足りる。
写真の RAW 現像以外は特に大した作業をやるわけではなく、ネットを見るくらいのものだw
なので、32GB もの RAM は、はっきり言ってそんなに必要ないw
さて、そんな自分の水冷 PC だが、何もしていないアイドル状態なのに CPU 使用率が勝手に上がる現象に、その PC を買った当初からずっと悩まされ続けた。
デスクトップに置いているガジェット 「CPU Meter」の8本の棒グラフが、アイドル状態(=マウスもキーボードも動かさず何もしていない状態)になると昔のラジカセの LED レベルメーターのように派手に動き始める。
それだけなら別にどうということはないが、CPU 使用率が上がると同時に排気ファンがウンウンと唸りをあげ始め、この唸り音が鬱陶しいことこの上なかった。
真夏の猛暑日の昼間ならともかく、寒い冬の夜中にネットを見ているだけなのに、排気ファンの唸り音の五月蠅さに悩まされないといけない。
「静音」 が売りである筈の水冷 PC での話である。
これでは水冷 PC にした意味がまったくないではないか。(-̲-メ)
そう思って、ある日、重い腰をあげて調査に乗り出してみた。
まずは、ウイルス対策ソフト Norton Internet Security を疑った。
こいつがアイドル時に勝手にウイルス検索を始めやがるのではないか。
しかし、設定を確認すると、アイドル時検索はオフになっていた。
また、Norton Internet Security には、アイドル時のバックグラウンドデフラグ機能がある。
が、SSD 搭載 PC なので、この設定は真っ先にオフに変更してあり、問題なかった。
次に、Windows がバックグラウンドでデフラグやインデックス作成を勝手に行なっているのではないかと疑ったが、これも問題なかった。
そもそもインデックス作成処理なんて、PC を使い始めた最初の頃だけのものであって、そんなにしょっちゅう動くものでもない筈だ。
それに、問題の現象発生時は、「Drives Meter」ガジェットのグラフは平坦なまま、つまりディスクアクセスはないのに CPU だけが勝手に動いている状態だった。
その他、ネットで調べたところでは、グラフィックスドライバーが悪さをしている可能性が考えられるとの情報があったので、最新版のドライバをメーカーサイトからダウンロードしてアップデートしたが、効果はなかった。
裏で勝手に動いているプロセスがないかどうか、タスクマネージャーを起動して見てみても、「System Idle Process」 が CPU 使用率約 90% であること以外、何も分からなかった。
ここまで調べたところでお手上げとなり、心が折れかけたが、さらに粘り強く調査を続けた。
タスクマネージャーの機能強化版である 「Process Explorer」というフリーのツールがあると知り、これでプロセス一覧を表⽰して CPU 使用率順にソートすると、「System Idle Process」 の次に「CLMSServerPDVD13.exe」 が表⽰され、これが CPU を 12% ほど⾷っていることが分かった。
Description を見ると、「CyberLink PowerDVD 13 Media Server Service」 となっている。
メディアサーバー機能は必要ないので、コントロールパネルでこのサービスを無効にした。
もう1つ、「CyberLink PowerDVD 13 Media Server Monitor Service」というのもあったので、これも無効にした。
この2つのサービスを無効にしたら、問題の現象は目出度くピタリと治まった。
PC にプリインストールされたソフトが悪さをしていたわけだったが、ディスクアクセスもしないで CPU だけをランダムに動かすという、一体どういう処理によってそんな挙動になっていたのだろうか。
今現在は、件の水冷 PC はお蔵⼊りし、エプソンの Endeavor Pro 8100 を使用している。
Endeavor Pro 8100 も Windows 8.1 プリインストールモデルだが、↑に書いたような CPU 使用率が勝手に上がって五月蠅くて困ることは起きなかった。
どちらも同じ Windows 8.1 なのに、何が違うからこの差が出ていたのだろうか。
その後、OS を Windows 8.1 から Windows 10 RS1 に変えたところ(=クリーンインストール)、今度は別の新たな問題が発生している。
「CPU 使用率が勝手に上がる」 ではなく、ディスクアクセスが不意に 100% に上昇してその度に OS が固まるという、非常に鬱陶しい現象に悩まされている。
MS があの手この手で普及に務めている Windows 10 は、何かと問題の多い OS だ。
それについては、また別途書いてみたいと思う。
CPU Core-i7、RAM 32GB、Windows 8 プリインストールモデルの水冷 PC だ。
これを Windows 8.1 にアップデートして、2015年の夏まで使っていた。
RAM 32GB も積んで一体何するの︖ と思われるかもしれない。
自分が PC で実行する重い処理としては、一眼カメラで撮った写真の RAW 現像がある。
それをやるには CPU パワーと RAM 容量が必要だろうと想定したのだが、実際にやってみた感じでは 8GB もあれば十分足りる。
写真の RAW 現像以外は特に大した作業をやるわけではなく、ネットを見るくらいのものだw
なので、32GB もの RAM は、はっきり言ってそんなに必要ないw
さて、そんな自分の水冷 PC だが、何もしていないアイドル状態なのに CPU 使用率が勝手に上がる現象に、その PC を買った当初からずっと悩まされ続けた。
デスクトップに置いているガジェット 「CPU Meter」の8本の棒グラフが、アイドル状態(=マウスもキーボードも動かさず何もしていない状態)になると昔のラジカセの LED レベルメーターのように派手に動き始める。
それだけなら別にどうということはないが、CPU 使用率が上がると同時に排気ファンがウンウンと唸りをあげ始め、この唸り音が鬱陶しいことこの上なかった。
真夏の猛暑日の昼間ならともかく、寒い冬の夜中にネットを見ているだけなのに、排気ファンの唸り音の五月蠅さに悩まされないといけない。
「静音」 が売りである筈の水冷 PC での話である。
これでは水冷 PC にした意味がまったくないではないか。(-̲-メ)
そう思って、ある日、重い腰をあげて調査に乗り出してみた。
まずは、ウイルス対策ソフト Norton Internet Security を疑った。
こいつがアイドル時に勝手にウイルス検索を始めやがるのではないか。
しかし、設定を確認すると、アイドル時検索はオフになっていた。
また、Norton Internet Security には、アイドル時のバックグラウンドデフラグ機能がある。
が、SSD 搭載 PC なので、この設定は真っ先にオフに変更してあり、問題なかった。
次に、Windows がバックグラウンドでデフラグやインデックス作成を勝手に行なっているのではないかと疑ったが、これも問題なかった。
そもそもインデックス作成処理なんて、PC を使い始めた最初の頃だけのものであって、そんなにしょっちゅう動くものでもない筈だ。
それに、問題の現象発生時は、「Drives Meter」ガジェットのグラフは平坦なまま、つまりディスクアクセスはないのに CPU だけが勝手に動いている状態だった。
その他、ネットで調べたところでは、グラフィックスドライバーが悪さをしている可能性が考えられるとの情報があったので、最新版のドライバをメーカーサイトからダウンロードしてアップデートしたが、効果はなかった。
裏で勝手に動いているプロセスがないかどうか、タスクマネージャーを起動して見てみても、「System Idle Process」 が CPU 使用率約 90% であること以外、何も分からなかった。
ここまで調べたところでお手上げとなり、心が折れかけたが、さらに粘り強く調査を続けた。
タスクマネージャーの機能強化版である 「Process Explorer」というフリーのツールがあると知り、これでプロセス一覧を表⽰して CPU 使用率順にソートすると、「System Idle Process」 の次に「CLMSServerPDVD13.exe」 が表⽰され、これが CPU を 12% ほど⾷っていることが分かった。
Description を見ると、「CyberLink PowerDVD 13 Media Server Service」 となっている。
メディアサーバー機能は必要ないので、コントロールパネルでこのサービスを無効にした。
もう1つ、「CyberLink PowerDVD 13 Media Server Monitor Service」というのもあったので、これも無効にした。
この2つのサービスを無効にしたら、問題の現象は目出度くピタリと治まった。
PC にプリインストールされたソフトが悪さをしていたわけだったが、ディスクアクセスもしないで CPU だけをランダムに動かすという、一体どういう処理によってそんな挙動になっていたのだろうか。
今現在は、件の水冷 PC はお蔵⼊りし、エプソンの Endeavor Pro 8100 を使用している。
Endeavor Pro 8100 も Windows 8.1 プリインストールモデルだが、↑に書いたような CPU 使用率が勝手に上がって五月蠅くて困ることは起きなかった。
どちらも同じ Windows 8.1 なのに、何が違うからこの差が出ていたのだろうか。
その後、OS を Windows 8.1 から Windows 10 RS1 に変えたところ(=クリーンインストール)、今度は別の新たな問題が発生している。
「CPU 使用率が勝手に上がる」 ではなく、ディスクアクセスが不意に 100% に上昇してその度に OS が固まるという、非常に鬱陶しい現象に悩まされている。
MS があの手この手で普及に務めている Windows 10 は、何かと問題の多い OS だ。
それについては、また別途書いてみたいと思う。
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同じ趣味、嗜好の⼈同⼠が集まって、⼩さな交流の輪が広がっていく。
本当に素晴らしいことだと思います。
現在は主に SNS がその役目を担っている状況ですが、
ブログが復活の兆しを⾒せている、と⾔われています。
↑は今年の1⽉29⽇付のネット記事です。
これを読むと、個⼈的にとても共感を覚えることが書いてあります。
SNS が猛威を振るい始めてから、ブログは下⽕になりました。
特に、スマホの普及によって、その傾向が強まったと思います。
Facebook、Twitter、最近伸びている Instagram などの SNS サービスは、
アプリを使うことでスマホからでも簡単に利⽤できます。
⼀⽅、ブログの場合はそうは⾏きません。
それなりの⻑⽂を⼊⼒して、投稿する作業を⾏なわねばなりません。
スマホのタッチ画⾯を操作してそれを⾏なうのは、⾄難の業です。
そんな中、ブログ回帰の動きが出てきていると⾔われています。
その理由として、↑のネット記事には↓こんなことが書かれています。
Facebook や Instagram などの SNS サービスは、社交上⼿な⼈が利⽤するもの。
⾃分の感覚ではそんなイメージがあります。
そうではなく、⼼の中にある種の孤独を抱えて⽇常を⽣きている⼈にとっては、
SNS よりもブログの⽅が向いているのではないか、そんな風に思えます。
⼈それぞれ、さまざまに秘める 「孤独」 を⽂章に綴ったとき、
それは 「どろどろとしたアツい思い」 となってカタチをあらわし、
この広いネット空間のどこかで、誰かが目にして共感する。
それも⼩さな交流の輪の⼀つであることに違いないと思います。
⾃分も気がつけば、既に⼈⽣の折り返し地点を過ぎ、
過去の思い出を⽣きる糧にする、そんな年齢になりました。
私⽣活では饒⾆でない代わりに、各種のホームページやブログ等で思いを綴る。
そんな風にして暮らしてきた、この⼗数年間でした。
もし、ネットがなかったら、ブログがなかったら、⾃分は⼀体どうなっていたのだろう。
そんなことを考えながら、ここでまた何かを綴っていきたいと思います。
本当に素晴らしいことだと思います。
現在は主に SNS がその役目を担っている状況ですが、
ブログが復活の兆しを⾒せている、と⾔われています。
SNSを捨てて《書く》を取り戻せ!ブログが復活の兆し。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iotatatsunari/20170129-00066274/
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iotatatsunari/20170129-00066274/
↑は今年の1⽉29⽇付のネット記事です。
これを読むと、個⼈的にとても共感を覚えることが書いてあります。
SNS が猛威を振るい始めてから、ブログは下⽕になりました。
特に、スマホの普及によって、その傾向が強まったと思います。
Facebook、Twitter、最近伸びている Instagram などの SNS サービスは、
アプリを使うことでスマホからでも簡単に利⽤できます。
⼀⽅、ブログの場合はそうは⾏きません。
それなりの⻑⽂を⼊⼒して、投稿する作業を⾏なわねばなりません。
スマホのタッチ画⾯を操作してそれを⾏なうのは、⾄難の業です。
そんな中、ブログ回帰の動きが出てきていると⾔われています。
その理由として、↑のネット記事には↓こんなことが書かれています。
SNS では収まりきらない思い、ぼやき、創作意欲、発信欲、
どろどろとした重たくアツい⽂章、
それらをすくい上げる場所としてブログが再評価されている
どろどろとした重たくアツい⽂章、
それらをすくい上げる場所としてブログが再評価されている
Facebook や Instagram などの SNS サービスは、社交上⼿な⼈が利⽤するもの。
⾃分の感覚ではそんなイメージがあります。
そうではなく、⼼の中にある種の孤独を抱えて⽇常を⽣きている⼈にとっては、
SNS よりもブログの⽅が向いているのではないか、そんな風に思えます。
⼈それぞれ、さまざまに秘める 「孤独」 を⽂章に綴ったとき、
それは 「どろどろとしたアツい思い」 となってカタチをあらわし、
この広いネット空間のどこかで、誰かが目にして共感する。
それも⼩さな交流の輪の⼀つであることに違いないと思います。
⾃分も気がつけば、既に⼈⽣の折り返し地点を過ぎ、
過去の思い出を⽣きる糧にする、そんな年齢になりました。
私⽣活では饒⾆でない代わりに、各種のホームページやブログ等で思いを綴る。
そんな風にして暮らしてきた、この⼗数年間でした。
もし、ネットがなかったら、ブログがなかったら、⾃分は⼀体どうなっていたのだろう。
そんなことを考えながら、ここでまた何かを綴っていきたいと思います。
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