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おっさんの品格
Gypsy
アメリカの女性シンガーソングライター、スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)。
音楽の雰囲気からして北欧あたりの出身なのかと思っていたが、Wikipedia を見たところによれば、カリフォルニア生まれのニューヨーク育ちと、チャキチャキの USA っ娘だ。
余談だが、「スザンヌ・ヴェガ」 と聞くと、昔あったソニーの TV 「ベガ」 をふと思い出す。
両者は "Vega" と "Wega" で綴りが若干違っているし、そもそも全く何の関係もないw
いずれにしても、"Vega" という名前の硬質な響きは、清楚な風貌の奥に秘められた彼女の意志の強さをあらわしているようで、印象的だ。
あの有名なヒット曲 「Luka」 で、スザンヌは、彗星ならぬ妖精のようにデビューした。
・・・・・・ と思い違いをしている人も、多いのではないかと思う(自分もそうだった)。
「Luka」 のインパクトが非常に大きかったので、それも無理からぬことだが、「Luka」 はスザンヌ・ヴェガのデビュー曲ではない。
「Luka」 の大ヒットを生んだアルバム 「Solitude Standing」 は、1985年のデビューアルバム 「Suzanne Vega」 に続く 2nd アルバムである。
「Solitude Standing」 は、「Luka」 の他に 「Tom's Diner」 のリメイクヒットなども生み、スザンヌのキャリアで最大のアルバムセールスを記録した。
Wikipedia のディスコグラフィーを見ると、「Solitude Standing」 以外のすべてのアルバムが、各国のチャートを満遍なく賑わせている状況がうかがえる。
そして、アルバムの楽曲は基本的にすべて "All songs written by Suzanne Vega" である。
「Luka」 だけの一発屋ではない、実力派シンガーソングライター、それがスザンヌ・ヴェガだ。
「Solitude Standing」 のアルバムカバーのスザンヌ(↑)は、とても清楚で美しい。
(アルバムが世界的に売れたのは、それも一つの要因だったと推測する)。
デビューアルバム 「Suzanne Vega」 のカバー写真も同様に清楚な美形であり、今後とも同じ路線がずっと継承されていくものと誰もが思った筈だ。
「Solitude Standing」 のアルバムカバーは、それくらいのインパクトがあった。
しかしその後、1992年の 「99.9F°」 から雲行きが怪しくなり、1996年の 「Nine Objects of Desire」 のアルバムカバーを洋楽雑誌で見掛けたときは、まるでイメージが変わっていた。
「あの清楚だったスザンヌ・ヴェガも、とうとう阿婆擦れてしまったか ・・・・」
と、諸行無常を感じたものだったw
近年のスザンヌの画像を見ると、うらやましいまでのいい顔をしている。
自分自身の道を真っ直ぐ進んできた自信と余裕に満ちていて、そんな中にも、「Luka」 をヒットさせた頃のやんちゃな才女の面影が残っているのが、何となく嬉しい。
スザンヌ・ヴェガのアルバムの中で、自分が真面目に聞いたことがあるのは、1987年の 「Solitude Standing」 のみだ。
それ以外のアルバムは全く聞いたことがなく、近年の作風がどのようであるかも知らない。
つまり、自分の中でのスザンヌ・ヴェガ像は、「Solitude Standing」 のアルバムカバーのあの清楚なイメージのまま、今でも変わっていない。
「Solitude Standing」 の全11曲のうち、「Luka」 はもちろんいい曲だ。
それに加えて、優しいメロディの9曲目 「Gypsy」 が秀逸だ。
サビのコーラスが耳に心地よい、子守唄のような曲だ。
「Gypsy」 には逸話があり、「スザンヌが17歳のときに出会った少年との出会いと別れを綴ったラブソング」 とのことである。
その少年と別れるとき、スザンヌは歌を贈り、少年はバンダナをくれたという。
そのときに、スザンヌが実際に少年に捧げた曲が 「Gypsy」 だったのか。
印象的なサビのコーラスは、曲中で4度繰り返される。
ラストの4度目では、"but now hold me like a baby ..." と、少年と今まさに別れようとしている直前の気持ちとして歌われる。
"curl me up inside you" は、相手の頭(髪)を抱いて何度も手で梳く様を指すのだろう。
とても美しい曲である。
「Gypsy」 は、アルバムからの第1弾シングルなので、PV が存在する。
が、この曲を鑑賞する際は、2番目の動画(↓)で歌詞を追いながら聞くことをお勧めする。
Suzanne Vega - Gypsy (official music video)
https://www.youtube.com/watch?v=lmXW6YpMw84
Suzanne Vega Gypsy - Lyricized
https://www.youtube.com/watch?v=94NMnVD11bM
音楽の雰囲気からして北欧あたりの出身なのかと思っていたが、Wikipedia を見たところによれば、カリフォルニア生まれのニューヨーク育ちと、チャキチャキの USA っ娘だ。
余談だが、「スザンヌ・ヴェガ」 と聞くと、昔あったソニーの TV 「ベガ」 をふと思い出す。
両者は "Vega" と "Wega" で綴りが若干違っているし、そもそも全く何の関係もないw
いずれにしても、"Vega" という名前の硬質な響きは、清楚な風貌の奥に秘められた彼女の意志の強さをあらわしているようで、印象的だ。
♪my name is luka, i live on the second floor ....
あの有名なヒット曲 「Luka」 で、スザンヌは、彗星ならぬ妖精のようにデビューした。
・・・・・・ と思い違いをしている人も、多いのではないかと思う(自分もそうだった)。
「Luka」 のインパクトが非常に大きかったので、それも無理からぬことだが、「Luka」 はスザンヌ・ヴェガのデビュー曲ではない。
1985年 「Suzanne Vega」
1987年 「Solitude Standing」
1987年 「Solitude Standing」
「Luka」 の大ヒットを生んだアルバム 「Solitude Standing」 は、1985年のデビューアルバム 「Suzanne Vega」 に続く 2nd アルバムである。
「Solitude Standing」 は、「Luka」 の他に 「Tom's Diner」 のリメイクヒットなども生み、スザンヌのキャリアで最大のアルバムセールスを記録した。
Wikipedia のディスコグラフィーを見ると、「Solitude Standing」 以外のすべてのアルバムが、各国のチャートを満遍なく賑わせている状況がうかがえる。
そして、アルバムの楽曲は基本的にすべて "All songs written by Suzanne Vega" である。
「Luka」 だけの一発屋ではない、実力派シンガーソングライター、それがスザンヌ・ヴェガだ。
「Solitude Standing」 のアルバムカバーのスザンヌ(↑)は、とても清楚で美しい。
(アルバムが世界的に売れたのは、それも一つの要因だったと推測する)。
デビューアルバム 「Suzanne Vega」 のカバー写真も同様に清楚な美形であり、今後とも同じ路線がずっと継承されていくものと誰もが思った筈だ。
「Solitude Standing」 のアルバムカバーは、それくらいのインパクトがあった。
しかしその後、1992年の 「99.9F°」 から雲行きが怪しくなり、1996年の 「Nine Objects of Desire」 のアルバムカバーを洋楽雑誌で見掛けたときは、まるでイメージが変わっていた。
「あの清楚だったスザンヌ・ヴェガも、とうとう阿婆擦れてしまったか ・・・・」
と、諸行無常を感じたものだったw
近年のスザンヌの画像を見ると、うらやましいまでのいい顔をしている。
自分自身の道を真っ直ぐ進んできた自信と余裕に満ちていて、そんな中にも、「Luka」 をヒットさせた頃のやんちゃな才女の面影が残っているのが、何となく嬉しい。
スザンヌ・ヴェガのアルバムの中で、自分が真面目に聞いたことがあるのは、1987年の 「Solitude Standing」 のみだ。
それ以外のアルバムは全く聞いたことがなく、近年の作風がどのようであるかも知らない。
つまり、自分の中でのスザンヌ・ヴェガ像は、「Solitude Standing」 のアルバムカバーのあの清楚なイメージのまま、今でも変わっていない。
「Solitude Standing」 の全11曲のうち、「Luka」 はもちろんいい曲だ。
それに加えて、優しいメロディの9曲目 「Gypsy」 が秀逸だ。
サビのコーラスが耳に心地よい、子守唄のような曲だ。
oh, hold me like a baby
that will not fall asleep
curl me up inside you
and let me hear you through the heat
眠らない赤ん坊を抱くように
わたしを受け止めてください
あなたの温もりの中で
声を聞かせてください
that will not fall asleep
curl me up inside you
and let me hear you through the heat
眠らない赤ん坊を抱くように
わたしを受け止めてください
あなたの温もりの中で
声を聞かせてください
「Gypsy」 には逸話があり、「スザンヌが17歳のときに出会った少年との出会いと別れを綴ったラブソング」 とのことである。
その少年と別れるとき、スザンヌは歌を贈り、少年はバンダナをくれたという。
そのときに、スザンヌが実際に少年に捧げた曲が 「Gypsy」 だったのか。
印象的なサビのコーラスは、曲中で4度繰り返される。
ラストの4度目では、"but now hold me like a baby ..." と、少年と今まさに別れようとしている直前の気持ちとして歌われる。
"curl me up inside you" は、相手の頭(髪)を抱いて何度も手で梳く様を指すのだろう。
とても美しい曲である。
「Gypsy」 は、アルバムからの第1弾シングルなので、PV が存在する。
が、この曲を鑑賞する際は、2番目の動画(↓)で歌詞を追いながら聞くことをお勧めする。
Suzanne Vega - Gypsy (official music video)
https://www.youtube.com/watch?v=lmXW6YpMw84
Suzanne Vega Gypsy - Lyricized
https://www.youtube.com/watch?v=94NMnVD11bM
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