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おっさんの品格
東京都知事選挙(2024年7月7日(日) 投開票)雑感
1947年の幕開けから第22回を数える、東京都知事選挙の投開票がいよいよ今日に迫りました。
わたしは都民でないので本来関係ないのですが、日本の将来を憂うネトウヨの立場から(笑)、明日の投開票の結果への関心は高いです。
ただ、ここ最近の都知事選挙のバラエティ化っ振りは、いかがなものかと思いますが ・・・・
1975年の第8回のときも16人が立候補するなど、昔から候補者数は多い傾向ですが、振り返ると、ドクター中松候補と内田裕也候補が登場した1991年の都知事選が分岐点だったと思います。
でもまあ、「バラエティ」は「多様性」という意味でもあると思いますし、
いろんな候補者が有権者の前に出て平等に訴えを行なえる社会は、良いことだと思います。
2016年7月の初当選から、3期目となる小池百合子都知事。
今回の選挙は、完全無風のほぼ白紙委任になるかと思われましたが、
あの蓮舫候補が名乗りをあげたことで、選挙戦は一気に風雲急を告げました。
同時に、わたしのネトウヨ脳のアンテナが「ビビッ!」と反応しました。
あ、これは自民党政治を本気で潰しにきているな、と。
わたしはそう感じました。
元はといえば、あんな裏金事件を起こした自民党が、完全に悪いのですけれど。
2009年に民主党へ政権交代して、2012年暮れに自民党に政権が戻るまでの間に、
「やっぱり自民党でないと日本を安心して任せられないよね」という、そのことを
国民が実体験で知ったことの意義は、本当に大きかった。
あのとき国民が選択した信頼を、裏切ったのだから、それは自民党が100%悪い。
安倍晋三元首相が「やめるべきだ」と提言したのに、それさえも裏切った。
あの裏金事件に関わった自民党の議員どもは、全員、本当にもう辞めちまえと。
自分は本気でそう思っている。
そういうことが背景にあって、自民党が国民からの信頼を失っている現状を、
しっかりと理解したうえで、「弱り目に祟り目」の戦法に打って出てきたのだなと。
蓮舫氏の都知事選立候補を、わたしはそのように解釈しました。
5月27日に蓮舫氏立候補のニュースを知ったときは、正直、危機感を持ちましたが、
小池百合子氏を上回る支持を集めるまでには、今一歩至っていないようです。
原因としては、一つにはやはり、蓮舫氏自身にあると思います。
都政ではなく国政の話(=自民党の批判)ばかりしているという指摘や、
共産党との共闘もそうですが、何よりも、話をしているときのあの雰囲気です。
率直に言って、あれで非常に損をしていると思います。
過去のことを思い出せば、いろいろあります。
「2番じゃ駄目なんですか?」の他にも、自民党の大臣の不祥事は徹底的に追及するのに、
自身の二重国籍の問題は適当に笑って謝罪して済ませるとか、いろんなことがありすぎて、
蓮舫氏に対しては、思い起こせばさまざまな感情があります。
ただ、今も1つ忘れられないのが、いつかの TV 討論番組で垣間見せた蓮舫氏の素顔? です。
スタジオの左サイド、つまり政権与党側ではなく野党側に居たので、まだ民主党政権になる前のことだったと思いますが、何かの討論番組に出演した蓮舫氏。
例のいつもの調子で、キャンキャンと吠え、噛み付き、好戦的な目で「キッ!」と相手を睨みつける。
あれでよく相手の人キレないな(笑)、と感心しながら見ていたら、TV の映像が切り替わり、カメラが映した引きの映像の端に小さく映った蓮舫氏が、ついさっきまで「キッ!」と睨みつけていた相手と、うつむき加減ではにかむような様子で、何事か言葉を交わしているのでした。
あれを見て以来、蓮舫氏のあのキャラクターは、TV カメラや聴衆の前だから敢えて演じているだけなのかなと、わたしはそのように想像しています。
今回の都知事選挙でも、いつものキャラクターではなく、本来の地の姿? で臨んでいれば、
また違った結果になっていたかもしれないのではと、思う次第です。
対する小池百合子都知事。
現職の強みということ以上に、何というかもう、役者が違います。
「(靖国参拝を)争点にすること自体が稚拙だと言ってるんです」
と、小泉首相の靖国参拝をどう思うかと質問してきた記者を、フフンと鼻でせせら笑った、あの記者会見の名シーンを見て、小池百合子氏はこちら側(ネトウヨ)の人だと思ってきました。
ただ、かつては小沢一郎に師事していたこともあり、曲者の一面はあります。
それが炸裂したのが、2017年9月の「希望の党」騒動でした。
「史上初の女性首相誕生」の野望があったものと推測しますが、あれはいただけなかった ・・・・
しかしその後は、ひたむきに都政に邁進して、今の地位を築くに至りました。
今回の都知事選挙での世論調査でも、小池都政を「評価する」の割合は高いです。
安倍晋三元首相の身を案じて見せた涙も、忘れられません。
もう1つ、わたしの脳裏に今でも刻まれているのが、
2016年のリオ五輪の閉会式に、和服姿で登場した小池百合子氏の出で立ちです。
あれは正直、惚れました(笑)
蓮舫氏の立候補を知って危機感を持った、と書きましたが、
それでも、あのリオ五輪閉会式の和服姿のオーラを思い浮かべるにつけて、
いやきっと大丈夫だろう、と思うことができました。
だって、あの雰囲気、貫禄を出せる女性政治家、ちょっといないですよね。
肝心の実績は、既に世論調査が物語りますが、今日改めて都民の評価がくだされます。
石原都知事に続く名首長として、御身体に気を付けて、長く御活躍いただきたく思います。
わたしは都民でないので本来関係ないのですが、日本の将来を憂うネトウヨの立場から(笑)、明日の投開票の結果への関心は高いです。
ただ、ここ最近の都知事選挙のバラエティ化っ振りは、いかがなものかと思いますが ・・・・
1975年の第8回のときも16人が立候補するなど、昔から候補者数は多い傾向ですが、振り返ると、ドクター中松候補と内田裕也候補が登場した1991年の都知事選が分岐点だったと思います。
でもまあ、「バラエティ」は「多様性」という意味でもあると思いますし、
いろんな候補者が有権者の前に出て平等に訴えを行なえる社会は、良いことだと思います。
2016年7月の初当選から、3期目となる小池百合子都知事。
今回の選挙は、完全無風のほぼ白紙委任になるかと思われましたが、
あの蓮舫候補が名乗りをあげたことで、選挙戦は一気に風雲急を告げました。
同時に、わたしのネトウヨ脳のアンテナが「ビビッ!」と反応しました。
あ、これは自民党政治を本気で潰しにきているな、と。
わたしはそう感じました。
元はといえば、あんな裏金事件を起こした自民党が、完全に悪いのですけれど。
2009年に民主党へ政権交代して、2012年暮れに自民党に政権が戻るまでの間に、
「やっぱり自民党でないと日本を安心して任せられないよね」という、そのことを
国民が実体験で知ったことの意義は、本当に大きかった。
あのとき国民が選択した信頼を、裏切ったのだから、それは自民党が100%悪い。
安倍晋三元首相が「やめるべきだ」と提言したのに、それさえも裏切った。
あの裏金事件に関わった自民党の議員どもは、全員、本当にもう辞めちまえと。
自分は本気でそう思っている。
そういうことが背景にあって、自民党が国民からの信頼を失っている現状を、
しっかりと理解したうえで、「弱り目に祟り目」の戦法に打って出てきたのだなと。
蓮舫氏の都知事選立候補を、わたしはそのように解釈しました。
5月27日に蓮舫氏立候補のニュースを知ったときは、正直、危機感を持ちましたが、
小池百合子氏を上回る支持を集めるまでには、今一歩至っていないようです。
原因としては、一つにはやはり、蓮舫氏自身にあると思います。
都政ではなく国政の話(=自民党の批判)ばかりしているという指摘や、
共産党との共闘もそうですが、何よりも、話をしているときのあの雰囲気です。
率直に言って、あれで非常に損をしていると思います。
過去のことを思い出せば、いろいろあります。
「2番じゃ駄目なんですか?」の他にも、自民党の大臣の不祥事は徹底的に追及するのに、
自身の二重国籍の問題は適当に笑って謝罪して済ませるとか、いろんなことがありすぎて、
蓮舫氏に対しては、思い起こせばさまざまな感情があります。
ただ、今も1つ忘れられないのが、いつかの TV 討論番組で垣間見せた蓮舫氏の素顔? です。
スタジオの左サイド、つまり政権与党側ではなく野党側に居たので、まだ民主党政権になる前のことだったと思いますが、何かの討論番組に出演した蓮舫氏。
例のいつもの調子で、キャンキャンと吠え、噛み付き、好戦的な目で「キッ!」と相手を睨みつける。
あれでよく相手の人キレないな(笑)、と感心しながら見ていたら、TV の映像が切り替わり、カメラが映した引きの映像の端に小さく映った蓮舫氏が、ついさっきまで「キッ!」と睨みつけていた相手と、うつむき加減ではにかむような様子で、何事か言葉を交わしているのでした。
あれを見て以来、蓮舫氏のあのキャラクターは、TV カメラや聴衆の前だから敢えて演じているだけなのかなと、わたしはそのように想像しています。
今回の都知事選挙でも、いつものキャラクターではなく、本来の地の姿? で臨んでいれば、
また違った結果になっていたかもしれないのではと、思う次第です。
対する小池百合子都知事。
現職の強みということ以上に、何というかもう、役者が違います。
「(靖国参拝を)争点にすること自体が稚拙だと言ってるんです」
と、小泉首相の靖国参拝をどう思うかと質問してきた記者を、フフンと鼻でせせら笑った、あの記者会見の名シーンを見て、小池百合子氏はこちら側(ネトウヨ)の人だと思ってきました。
ただ、かつては小沢一郎に師事していたこともあり、曲者の一面はあります。
それが炸裂したのが、2017年9月の「希望の党」騒動でした。
「史上初の女性首相誕生」の野望があったものと推測しますが、あれはいただけなかった ・・・・
しかしその後は、ひたむきに都政に邁進して、今の地位を築くに至りました。
今回の都知事選挙での世論調査でも、小池都政を「評価する」の割合は高いです。
安倍晋三元首相の身を案じて見せた涙も、忘れられません。
もう1つ、わたしの脳裏に今でも刻まれているのが、
2016年のリオ五輪の閉会式に、和服姿で登場した小池百合子氏の出で立ちです。
あれは正直、惚れました(笑)
蓮舫氏の立候補を知って危機感を持った、と書きましたが、
それでも、あのリオ五輪閉会式の和服姿のオーラを思い浮かべるにつけて、
いやきっと大丈夫だろう、と思うことができました。
だって、あの雰囲気、貫禄を出せる女性政治家、ちょっといないですよね。
肝心の実績は、既に世論調査が物語りますが、今日改めて都民の評価がくだされます。
石原都知事に続く名首長として、御身体に気を付けて、長く御活躍いただきたく思います。
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