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おっさんの品格
ガッツ石松のスカイダイビング
今日は、昔見た TV の話をしてみたいと思います。
今からもう40年くらい前、1983年頃の話です。
今でいう「世界ウルルン探訪記」みたいな感じの番組だったと思うのですが、
ガッツ石松氏がスカイダイビングに挑戦する様子が、放映されました。
それを見て、当時確か高校1年だったわたしは、いたく感動したのを今でも覚えています。
芸能人、スポーツ選手のスカイダイビング挑戦は、過去にも例があります。
わたしが知っているのは、まずは、ダウンタウンの浜ちゃんです。
1999年7月31日放送の「ガキの使い」の罰ゲームで、スカイダイビングをやらされて、
最後は思わぬ感動と涙のフィナーレとなったのは、みなさんもよく御存知と思います。
もう1つは、2002年の格闘技イベント「Dynamite!」の第5試合終了後、アントニオ猪木が
上空 10,000 メートルからパラシュートで降下して、国立競技場に降り立ったシーンです。
あれもわたしの記憶に残っています。
でですね、当然といえば当然のことなのですが、
浜ちゃんもアントニオ猪木も、お付きの人が背後にピタリとくっついて、
親亀と子亀の態勢で、パラシュートで一緒に降りてきました。
つまり、一人でスカイダイブしたわけではありませんでした。
当然ですよね。
万が一何かあったら大変ですから。
ですが、わたしの記憶が正しければ、ガッツ石松氏は上空から一人で降下しました。
今から40年以上前に TV で見た話なので、もしかしたら記憶違いの可能性はありますが、
確かそうだったように記憶しています。
だからこそ、それを見たときわたしは、いたく感動しました。
お付きの人のいない、一人でのスカイダイビングでした。
そこが凄かったところだと思います。
その番組で覚えている内容は、2つあります。
1つは、外人のインストラクターからレクチャーを受け、訓練するシーンです。
パラシュートを開くタイミングについて、教わる場面では、
そのようにインストラクターから言われた、ガッツ石松氏。
上空から降下する態勢を模して、鉄棒みたいなのにぶら下がって、訓練開始。
そこでスタジオが爆笑したのを、覚えています。
その他にも、パラシュートを開いた後に、両腕でロープを引っ張って操り、
滑空の加減(?)を調節する動作の訓練も、やっていました。
もう1つ覚えているのは、ダイブを決行したシーンです。
インストラクターの人が同乗して、直前の手ほどきをします。
乗降口から外に出て、主翼の支柱(?)に、両腕を伸ばしてつかまった体勢となります。
あとはいよいよ、その握った両手を離すだけとなりました。
インストラクターが号令をかけるも、
ガッツ石松氏、握った手を離せず、主翼下にぶら下がった体勢のまま。
再度、インストラクターが号令をかけ直す。
再び、内心の恐怖と逡巡を感じさせる、ワンテンポ、ツーテンポの間が開き、
そのまま「やっぱり無理だよ、こんなの出来るわけないよ(スタジオ爆笑)」
となって終わる展開が頭をよぎった、次の瞬間。
両手を離したガッツ石松氏は、眼下に広がる光景の中に吸い込まれていき、
直後に番組は CM に入りました。
CM 明け、ガッツ石松氏がダイブを決行したシーンが、リプレイされます。
地上の TV カメラが、ガッツ石松氏のパラシュートを必死に探す、
という場面もあったのではないかと思うのですがが、それは覚えていません。
覚えているのは、地上に降り立ち「やったやった!」とガッツポーズを示すガッツ石松氏の様子と、インストラクターと再会して「これを、言われた通りに上手くやったぞ!」とでも言いたげに、パラシュートのロープを両腕で引く動作をして、誇らしげな笑顔を見せた。
この2つのシーンは覚えています。
1983年頃なので、ガッツ石松氏もまだ30代半ばと若かった頃でした。
それにしても、あのようなことをやってしまうとは、さすがは元世界チャンピオンです。
コンプライアンスに厳しい今と違って、昔の TV は何でもやりたい放題だったから ・・・・。
と思う人もいるかもしれませんが、そのような出演オファーだったなら、
元世界チャンピオンの矜持で、ガッツ石松氏は多分受けていなかったろうと思います。
あの番組を見た当時、わたしは高校1年でした(2年だったかも)。
ガッツ石松氏が手をパッと離した瞬間、「あっ!」となって、固まってしまいました。
あの瞬間の、時が止まったかのような心境は、今でもはっきり覚えています。
そして、じわじわと感動に包まれ、一緒に見ていた親父にそれを悟られないように、
中座してキッチンへ移動したことも記憶に残っています。
あれから40年以上が過ぎ、YouTube の時代となった現在。
この番組の動画が見れないかなと、度々探しているのですが、見つかりません。
「ガッツ石松 スカイダイビング」で Google 検索すると、ガッツ石松氏の天然っ振りを紹介する内容として、「スカイダイビングに挑戦する直前、"ちょっと待って、風向きを見るから"」というガッツギャグをかましたと書いてある複数のネット記事がヒットします。
それはわたしは覚えていませんでしたが、それらのネット記事は、ガッツ石松氏がかつてスカイダイビングを決行したことが紛れもない事実であることを、示しています。
その事実を補強するためにも、今回、わたしの記憶に残っている
あの番組の内容を、記事として書いておきたいと思った次第です。
いつの日か、YouTube で見れるときが来ることを心待ちにしたいと思います。
今からもう40年くらい前、1983年頃の話です。
今でいう「世界ウルルン探訪記」みたいな感じの番組だったと思うのですが、
ガッツ石松氏がスカイダイビングに挑戦する様子が、放映されました。
それを見て、当時確か高校1年だったわたしは、いたく感動したのを今でも覚えています。
芸能人、スポーツ選手のスカイダイビング挑戦は、過去にも例があります。
わたしが知っているのは、まずは、ダウンタウンの浜ちゃんです。
1999年7月31日放送の「ガキの使い」の罰ゲームで、スカイダイビングをやらされて、
最後は思わぬ感動と涙のフィナーレとなったのは、みなさんもよく御存知と思います。
もう1つは、2002年の格闘技イベント「Dynamite!」の第5試合終了後、アントニオ猪木が
上空 10,000 メートルからパラシュートで降下して、国立競技場に降り立ったシーンです。
あれもわたしの記憶に残っています。
でですね、当然といえば当然のことなのですが、
浜ちゃんもアントニオ猪木も、お付きの人が背後にピタリとくっついて、
親亀と子亀の態勢で、パラシュートで一緒に降りてきました。
つまり、一人でスカイダイブしたわけではありませんでした。
当然ですよね。
万が一何かあったら大変ですから。
ですが、わたしの記憶が正しければ、ガッツ石松氏は上空から一人で降下しました。
今から40年以上前に TV で見た話なので、もしかしたら記憶違いの可能性はありますが、
確かそうだったように記憶しています。
だからこそ、それを見たときわたしは、いたく感動しました。
お付きの人のいない、一人でのスカイダイビングでした。
そこが凄かったところだと思います。
その番組で覚えている内容は、2つあります。
1つは、外人のインストラクターからレクチャーを受け、訓練するシーンです。
パラシュートを開くタイミングについて、教わる場面では、
「one,two、three と3つ数えて、パラシュートを開け」
「タイミングが早くても遅くもだめだ」
「気が動転して数えるのが早くなるだろう、だから、こうすればいい」
「one thousand、two thousand、three thousand と数えるんだ、いいか」
「タイミングが早くても遅くもだめだ」
「気が動転して数えるのが早くなるだろう、だから、こうすればいい」
「one thousand、two thousand、three thousand と数えるんだ、いいか」
そのようにインストラクターから言われた、ガッツ石松氏。
上空から降下する態勢を模して、鉄棒みたいなのにぶら下がって、訓練開始。
「ワンターザン、ツーターザン、スリーターザン ・・・・」
そこでスタジオが爆笑したのを、覚えています。
その他にも、パラシュートを開いた後に、両腕でロープを引っ張って操り、
滑空の加減(?)を調節する動作の訓練も、やっていました。
もう1つ覚えているのは、ダイブを決行したシーンです。
インストラクターの人が同乗して、直前の手ほどきをします。
乗降口から外に出て、主翼の支柱(?)に、両腕を伸ばしてつかまった体勢となります。
あとはいよいよ、その握った両手を離すだけとなりました。
「three、two、one ..... Go!」
インストラクターが号令をかけるも、
ガッツ石松氏、握った手を離せず、主翼下にぶら下がった体勢のまま。
再度、インストラクターが号令をかけ直す。
「three、two、one ..... Go!」
再び、内心の恐怖と逡巡を感じさせる、ワンテンポ、ツーテンポの間が開き、
そのまま「やっぱり無理だよ、こんなの出来るわけないよ(スタジオ爆笑)」
となって終わる展開が頭をよぎった、次の瞬間。
「あっ!」
両手を離したガッツ石松氏は、眼下に広がる光景の中に吸い込まれていき、
直後に番組は CM に入りました。
CM 明け、ガッツ石松氏がダイブを決行したシーンが、リプレイされます。
地上の TV カメラが、ガッツ石松氏のパラシュートを必死に探す、
という場面もあったのではないかと思うのですがが、それは覚えていません。
覚えているのは、地上に降り立ち「やったやった!」とガッツポーズを示すガッツ石松氏の様子と、インストラクターと再会して「これを、言われた通りに上手くやったぞ!」とでも言いたげに、パラシュートのロープを両腕で引く動作をして、誇らしげな笑顔を見せた。
この2つのシーンは覚えています。
1983年頃なので、ガッツ石松氏もまだ30代半ばと若かった頃でした。
それにしても、あのようなことをやってしまうとは、さすがは元世界チャンピオンです。
コンプライアンスに厳しい今と違って、昔の TV は何でもやりたい放題だったから ・・・・。
と思う人もいるかもしれませんが、そのような出演オファーだったなら、
元世界チャンピオンの矜持で、ガッツ石松氏は多分受けていなかったろうと思います。
あの番組を見た当時、わたしは高校1年でした(2年だったかも)。
ガッツ石松氏が手をパッと離した瞬間、「あっ!」となって、固まってしまいました。
あの瞬間の、時が止まったかのような心境は、今でもはっきり覚えています。
そして、じわじわと感動に包まれ、一緒に見ていた親父にそれを悟られないように、
中座してキッチンへ移動したことも記憶に残っています。
あれから40年以上が過ぎ、YouTube の時代となった現在。
この番組の動画が見れないかなと、度々探しているのですが、見つかりません。
「ガッツ石松 スカイダイビング」で Google 検索すると、ガッツ石松氏の天然っ振りを紹介する内容として、「スカイダイビングに挑戦する直前、"ちょっと待って、風向きを見るから"」というガッツギャグをかましたと書いてある複数のネット記事がヒットします。
それはわたしは覚えていませんでしたが、それらのネット記事は、ガッツ石松氏がかつてスカイダイビングを決行したことが紛れもない事実であることを、示しています。
その事実を補強するためにも、今回、わたしの記憶に残っている
あの番組の内容を、記事として書いておきたいと思った次第です。
いつの日か、YouTube で見れるときが来ることを心待ちにしたいと思います。
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