嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

三歩下がって首を折る

2005年12月15日 01時24分23秒 | Weblog
いろんな事をやめたい
いつもそう感じてる
大きな話で言えば人生をやめたいし
小さな話で言えばblogやmixiや食事や人付き合いとか。
もうあんまり、誰かのために何かをしようとは思わない。
そしてまた、自分のために何かをしようとも思わない。
できれば植物人間の隣で一緒にすやすやと音も静かに眠っていたい

僕は自分の事を引きこもりや自閉症の類ではないかと疑っていた事もあったけど
正直いまとなってはほとんどがどうでもいい。
ただ、なにか漠然としたものにどっと疲れているだけだ
人間ってのは本当に疲れると思う
だから時々人間をやめたいと思ったりする
だから時々は子供のままでわがままにでたらめに振る舞ったっていいと
そう思って何かを叫んでいたように思う
だけどその叫びが誰にも届かず、何を変えることもできず、
ただそのまま大きな渦の流れの中へ飲み込まれていくだけなら
僕の心の暗雲は巨人の心を曇らせることすらできないだろう
それが悔しいとは思わないけれど
少しだけ残念だとは思う

いろんな場所でいろんな事を思って
いろいろ考えてそれで僕はどこかへふらふらと流されていく
もう流れることにも疲れた
自分を変えることも自分を保つことも
全てにあまりにもエネルギーを必要とするその欠片の在り方にも

崩壊していくだろうと思う

僕をこの世界に縛り付ける糸は、
もうそのほとんどが断ち切られてしまったように思うから
それをまた、1から編もうとするようなエネルギーは
僕にはもうないと思うから

だからもうすぐ、
ここは閉じる予定です。
その事を、少しだけ申し訳ないとは思うけれど
こんな愚痴だけのblogをただただ延々と続ける事には
ほとんど意味がないと思うのです。

応援してくれた人にはすまない、と思います。
だけどこれ以上、僕をここへ縛り付けないで下さい。
自らの意志で書かれていないテキストは、
人の首を絞める縄にしかなりません。

だけどまだ、僕にはここを閉じるだけの力もありません。
読者の全員を説き伏せるような言い訳も説得力も持ち合わせていません。
だからもうしばらく続けることになるでしょう。

それでも。

間違いなくここは数年以内に消えます。

ここは作者が不在の記号となるでしょう。
そしてその意味は、読者の数だけ存在し、
また読者のどうでもよさによって
ここもどうでもよくなっていくでしょう。

毒にも薬にもならない。
ここに書かれたテキストは。
もはやこの場所は、儚さすらも失われるために
読者によって作者が奪われ続けるでしょう。

かまわないよ。

読まれるために書いたんじゃない。
ただ、書かずにはいられなかっただけなんだ。