嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

弱さをさらけだす行為さえ、ただもう歌を聴くように。

2006年12月20日 03時28分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ずっと、外に期待してしまっている
自分ではもう、何もする気が起きない。
あらゆるきっかけ
冬の寒さでさえ、自分ではもうどうにも、どうにも、
どうにかする気が起きない。

ただ、春になるのを待てば。
ただ、光が射すのを待てば。
ただ、誰かが傍に来るのを待てば。
なにかが、どこかでなにかが起きていて
世界を変えてくれるんじゃないかと
そんな期待をしているような
どうにもならない駄目さを感じている。

ある意味では、恵まれすぎているのだろう
それはわかる。
そしてある意味では、不幸すぎるのだろう
それもわかる。
そして何よりも、考えすぎているのだろう。

だけど、そのことを、
決してやめる事は出来ない。
どんなささいな事でさえ、
どんな小さな事でさえ、
僕にとっては、切実な大問題となる。

全てが、全ての予感が、死へと帰結してしまっている今では。
あらゆるきっかけが、僕を死へと誘い
あらゆる言葉が、死への入り口となり
あらゆる甘さが、死へと僕を誘導する。

全てが、口車で出来ているような
そんな愚かしさの中で
僕は一人だけの夢を、一人だけで見る。
ただ、そうした行為が恋しくて。
ただ、誰も居ない闇の光が恋しくて。
ただ、何からも見放された不幸の自分が大好きであるような、
そんな味がする。

ようするに、問題とはいつも、内部にあるのだ。
外部はただ、変化をいつまでも打ち寄せる波のようなものでしかないのだ。

ただ、それでもその波に
それでもその波動に

耐えられる人と、
耐えられない人は居ると思う。

僕は駄目だ。
僕は駄目だよ、とうさん。
僕は駄目だよ、かあさん。

なんで産んだの?
ただ、その理由でさえ、僕には納得できない確信があるから、
聞くのはもう、みんなからのくだらないたわごとだけ。

明日、本当に欲しい明日は、
僕の未来から見て、どっちの方向にあるのだろう。

ただ、死から免れるようにして、
死を望み続ける。