書いても苦痛から逃れることはできない。
スランプとは少し違う
いわば僕を僕たらしめようとする僕の拘りのようなもの。
そういうものが、液体である僕を、固体の中に押し留めようとする。
気持ち悪い。
脳にだけある吐き気。
胃がむかむかするわけではないのに、
それが吐き気だとわかる感じ。
気持ち悪い。
心と体の不一致。
存在と不存在のあいだ。
いらだち。
わめき。
さけび。
ひぎ。
ひぎぎぎぎ。
たすけて
たすけてたすけてたすけて
だれかたすけて
無駄。
むだむだむだ。
全部むだ。
意味無い。
死ね。
俺、死ね。
たすけて。
うるさい、しね。
声がする。
「死ね」
ずっとずっと声がする
「死ね。」
苦しい。けど。どうしようもない。
ほかの人には聞こえない。たぶん幻聴。
でも、ずっと中心の、奥の方から聞こえる。
死ね。
俺、死ね。
僕、殺せ。
たすけて。
自分、要らないから。
いらないから、たすけて。
大人になりたくない。
だれかここから、だしてくれ。
…だれも居ないって知ってるのに。
いったい俺はだれに願う
僕は、誰にねがっているの?
狂ってる
わかるけど
自覚があるうちは
まだましだって、だれかが言ってた。
けど、誰も助けてくれない。
言葉が、暴走してる。
心古韻が、きこえなくなってきてる
雑音だらけだ。
僕は、よごれているのか?
汚されているのか?
たすけて。なんでこんな世界に!
なんでこんな場所に、生まれたの?
やめて。
生まないで。
もう生まないで。
創らないで。
もう世界、つくらないで。
つまんないから。
ぜんぶぜんぶ、つまんないから。
嫌な音がする。
嫌な味もする。
たすけて。
「全部壊れろ!」
なにやってるんだ俺は。
嫌だ、感覚がいやだ、この世界にいる、感覚がいやだ。
この世界を感じてしまう、まるで自分のような意識が嫌だ。
どうすれば…
つまらないだけのこの世界で、現実から聞こえる音なんて、
なにも聞きたくないよ。
もっと耳をすますんだ、
もっと耳を、
誰にも聞こえない音を、
全部聴き取るんだ…
ずっと
ずっと奥の方まで
深い、奈落のそこまで
不幸の味を、数えるように。
もっと耳をすまして!
『僕は、何がしたい?』
『ぼくは、しにたい。』
たぶん、此処に僕が居る。
誰もいない場所に。
スランプとは少し違う
いわば僕を僕たらしめようとする僕の拘りのようなもの。
そういうものが、液体である僕を、固体の中に押し留めようとする。
気持ち悪い。
脳にだけある吐き気。
胃がむかむかするわけではないのに、
それが吐き気だとわかる感じ。
気持ち悪い。
心と体の不一致。
存在と不存在のあいだ。
いらだち。
わめき。
さけび。
ひぎ。
ひぎぎぎぎ。
たすけて
たすけてたすけてたすけて
だれかたすけて
無駄。
むだむだむだ。
全部むだ。
意味無い。
死ね。
俺、死ね。
たすけて。
うるさい、しね。
声がする。
「死ね」
ずっとずっと声がする
「死ね。」
苦しい。けど。どうしようもない。
ほかの人には聞こえない。たぶん幻聴。
でも、ずっと中心の、奥の方から聞こえる。
死ね。
俺、死ね。
僕、殺せ。
たすけて。
自分、要らないから。
いらないから、たすけて。
大人になりたくない。
だれかここから、だしてくれ。
…だれも居ないって知ってるのに。
いったい俺はだれに願う
僕は、誰にねがっているの?
狂ってる
わかるけど
自覚があるうちは
まだましだって、だれかが言ってた。
けど、誰も助けてくれない。
言葉が、暴走してる。
心古韻が、きこえなくなってきてる
雑音だらけだ。
僕は、よごれているのか?
汚されているのか?
たすけて。なんでこんな世界に!
なんでこんな場所に、生まれたの?
やめて。
生まないで。
もう生まないで。
創らないで。
もう世界、つくらないで。
つまんないから。
ぜんぶぜんぶ、つまんないから。
嫌な音がする。
嫌な味もする。
たすけて。
「全部壊れろ!」
なにやってるんだ俺は。
嫌だ、感覚がいやだ、この世界にいる、感覚がいやだ。
この世界を感じてしまう、まるで自分のような意識が嫌だ。
どうすれば…
つまらないだけのこの世界で、現実から聞こえる音なんて、
なにも聞きたくないよ。
もっと耳をすますんだ、
もっと耳を、
誰にも聞こえない音を、
全部聴き取るんだ…
ずっと
ずっと奥の方まで
深い、奈落のそこまで
不幸の味を、数えるように。
もっと耳をすまして!
『僕は、何がしたい?』
『ぼくは、しにたい。』
たぶん、此処に僕が居る。
誰もいない場所に。