名古屋に行くと用事があったので、ついでというのも、なんだけど。
美術展を巡ってきました。
午前中に、ロイヤル・アカデミー展を観に愛知県美術館へ
ロイヤル・アカデミーとは、詳しくは、ググってくださいませ。
平たく言えば、英国最古の美術学校です。
そこで学んだ学生たちがやがてアカデミー会員となり、作品を寄贈したものや
学生が残したデッサンなどが、今回展示されてました。
中学や高校での授業・美術史で見たことのあるものも数点ありました。
パンフのジョン・エヴァレット・ミレイの「ベラスケスの思い出」は、一度は目にしたことがあると思います。
また、ウォーターハウスんお「人魚」は、ロンドンに留学した明治の文豪夏目漱石も魅了されたとか。
確かに、人魚なんだと。。。
絵本の中の人魚姫の絵が、このウォータハウスの絵からヒントを得たんじゃないかと思うくらい・・・
腰から下の魚の部分が、一度も人魚を見たことないのに、リアルすぎです^^;
なんか、吸い寄せられてしまいましたw
また、フランク・カダガン・クーパーの「虚栄」は、指先まで繊細で。その指が今にも動き出しそうな感じでした。
午後からは、ボストン美術館で展示されてるジャポニズム展へ
パンフのモネの作品は、テレビでのCMでも見るので、ご存知かも。
日本の浮世絵などで、影響を受けた欧米人の作品展です。
広重の作品と影響を受けた作品との対比で展示されてるのもありまして、
なるほどな・・・。
欧米人だとこんな風になるんだと。。。
色彩が、鮮やかでした。その土地の光や匂い、空気感で描くものがこんな風に違うのかと。。。
いい意味で、刺激を受けて、代表作となった欧米人の画家もいますが、
オリジナルの作品を見ると、日本のモノの方が、
なんだろう?哀愁というか刹那的なものを感じました。