兵庫県朝来市にあるJR西日本の竹田駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び、陰陽連絡路線としての役割も担っている全線単線の播但線(65.7km)の駅です。
もともとは山陽鉄道の一般駅として1906(明治39)年4月1日に開業し、その後、国鉄播但線の駅となりました。
かつては単式ホームと島式ホームの2面3線を有していましたが、後に中央の1線の線路が撤去されたので、現在は単式ホーム2面2線の列車交換可能な簡易委託駅です。
開業時の明治39年に建てられた木造駅舎が、リニューアルされているものの今も使われています。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は147人です。
＜竹田駅の年表＞
・1906(明治39)年4月1日：山陽鉄道の一般駅として開業
・1906(明治39)年12月1日：鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日：国鉄線路名称制定により国鉄播但線となり、同線の駅となる
・1963(昭和38)年3月1日：貨物取扱い廃止
・1973(昭和48)年4月1日：駅の無人化（簡易委託）
・1987(昭和62)年4月1日：国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2013(平成25)年8月1日：駅構内終日全面禁煙化
（左はJR西日本の駅名標：右は国鉄時代の駅名標）
（寺前方面を望む）
（和田山方面を望む）
（駅舎・ホーム側）
（駅 舎 正 面）
（駅 舎 内）
撮影年月日：国鉄時代の駅名標のみ1991(平成3)年8月22日、その他の写真は2005(平成17)年12月20日