大阪府阪南市にあるJR西日本の山中渓駅は、天王寺駅と和歌山駅とを結んでいる阪和線(63.0km・羽衣支線を含む)の駅です。
もともとは阪和電気鉄道の一般駅として、1930(昭和5)年6月16日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、大阪府内におけるJRの無人駅はこの駅だけです。
開業時に建てられた木造駅舎が今も使われています。
山中渓駅の利用者は大阪府内のJRの駅で最も少なく、2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は190人です。
<山中渓駅の年表>
・1930(昭和5)年6月16日:阪和電気鉄道の一般駅として開業
・1940(昭和15)年12月1日:阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海鉄道山手線の駅となる
・1944(昭和19)年5月1日:南海鉄道山手線が国有化され、国鉄阪和線の駅となる
・1961(昭和36)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1985(昭和60)年3月14日:駅の簡易委託化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2007(平成19)年4月1日:駅の無人化
(駅 名 標)
(天王寺方面を望む)
(駅舎正面)
撮影年月日:2004(平成16)年8月26日