大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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今日は天覧試合の日!

2019年06月25日 | スポーツ

6月25日は天覧試合の日です!

天覧試合とは、天皇が観戦するスポーツ競技の試合のことです。

1959(昭和34)年の今日(6月25日)、昭和天皇・皇后両陛下が後楽園球場で巨人対阪神の試合を観戦しました。 野球ではそれまでに1929(昭和4)年11月1日の早慶戦、1947(昭和22)年8月3日の第18回都市対抗野球の開幕戦、1950(昭和25)年11月6日の早慶戦と3度の天覧試合が行われていましたが、プロ野球ではこの試合が初の天覧試合でした。

この日の試合前に昭和天皇と香淳皇后が後楽園球場のバックネット裏の貴賓席に来場され、まず両チームの監督・コーチ・選手全員が内野付近に一列で整列し、貴賓席に現れた天皇・皇后両陛下に一礼してから、鳴り物応援が禁止された状況の下で19時に試合が開始されました。

先発投手は巨人が藤田元司、阪神が小山正明とエース同士の対決でしたので投手戦が予想されましたが、試合は点の取り合いで二転三転し、4対4の同点で迎えた9回裏に巨人の長嶋茂雄が阪神の村山実投手からレフトスタンドにこの日2本目のホームランを放ち、巨人が5対4でサヨナラ勝ちをしました。

実は、天皇・皇后両陛下が試合を観戦できる時刻は21時15分までであったため、もし同点のまま延長戦に突入した場合は、天皇は試合結果を見届けられずに途中退席になる可能性もありましたが、長嶋がホームランを打ったのはリミットの3分前の21時12分でしたので、天皇・皇后両陛下は試合結果を見届けた上で後楽園球場を後にしたのでした。



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