京都府向日市寺戸町にある東向日駅は、十三駅と河原町駅とを結んでいる阪急電鉄京都本線(45,3km)の駅です。 もともとは新京阪鉄道の東向日町駅として、1928(昭和3)年11月1日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有します。
駅舎は上り下りそれぞれのホームの梅田寄りにあり、お互いのホームは地下道で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は12,979人で、これは阪急電鉄の全83駅中56位です。 また、京都線の駅では27駅中19位です。
当駅から約500mの所に、JR京都線の向日町駅があります。
東向日駅が属する京都本線は阪急電鉄の基幹路線の一つであり、京都と大阪でそれぞれ一番の繁華街である、四条河原町界隈と梅田界隈を両端に持ち、大阪府の北摂(三島)地域と京都府の乙訓地域を結び淀川右岸に沿うように直線コースで結んでいるのが特徴です。 また、西院駅~河原町駅間は地下線であり、このうち西院駅~大宮駅間は1931年に開業した関西初の地下線となっています。
<東向日駅の年表>
・1928(昭和3)年11月1日:新京阪鉄道の東向日町駅として開業
・1930(昭和5)年9月15日:京阪電気鉄道が新京阪鉄道を合併したことにより、京阪電気鉄道新京阪線の駅となる
・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)となり、同鉄道の駅となる
・1949(昭和24)年12月1日:京阪電気鉄道が分離したことにより、新京阪線は京阪神急行電鉄の路線となって京都本線に改称され、同線の所属となる
・1972(昭和47)年10月1日:向日町の市制施行により、駅名が東向日駅に改称される
・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
・1992(平成4)年4月1日:「ラガールカード」の自動改札機での取り扱い開始
・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
・2004(平成16)年8月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる
・2011(平成23)年9月1日:喫煙ルームを除いて駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(梅田方面を望む)
(東向日駅駅舎・西口)
(西口駅舎内)
(東向日駅駅舎・東口)
(東口駅舎内)
撮影年月日:2015(平成27)年11月22日