兵庫県伊丹市にあるJR西日本の伊丹駅は、尼崎駅と山陰本線の福知山駅とを結んでいる福知山線(106,5km)の駅です。 もともとは摂津鉄道の一般駅として、1893(明治26)年12月12日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する直営駅です。
かつてあった木造駅舎は、1981(昭和56)年5月に橋上駅舎に建て替えられました。
伊丹駅の利用客は多く、2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は23,916人で、これはJR西日本の全ての駅の中で38位です。 また、起終点駅を除く福知山線の全28駅中2位です。
この伊丹駅には、特急を除くすべての列車が停車します。
<伊丹駅の年表>
・1893(明治26)年12月12日:摂津鉄道の一般駅として開業
・1897(明治30)年2月16日:阪鶴鉄道が摂津鉄道を合併したことにより、阪鶴鉄道の駅となる
・1907(明治40)年8月1日:鉄道国有法により阪鶴鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により阪鶴線となり、同線の駅となる
・1912(明治45)年3月1日:阪鶴線の福知山以南が福知山線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1979(昭和54)年7月1日:貨物取扱い廃止
・1981(昭和56)年5月:橋上駅舎竣工
・1986(昭和61)年3月3日:荷物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーが廃止
・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」供用開始
・2005(平成17)年4月25日:福知山線脱線事故で尼崎~宝塚間が不通になったことにより、営業休止
・2005(平成17)年6月19日:営業再開
・2006(平成18)年1月21日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
・2009(平成21)7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止し、駅構内全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
(駅 名 標)
(尼崎方面を望む)
(宝塚方面を望む)
(伊丹駅駅舎)
(伊丹駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年5月8日