源氏物語と共に

源氏物語関連

かんぞう色

2008-06-01 11:26:55 | 

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『紅の黄ばみたる気添ひたる袴、
萱草(くわんぞう)色の単(ひとえ)、いと濃き鈍色』  (幻)


他にも喪服と一緒に[かんぞうの袴]とあったので、
「かんぞう」を調べてみました。


萱草(くわんぞう)はユリ科で、橙色のユリに似た小さな花を咲かせる。
赤味のある黄色。1日でその花がしぼんでしまう所か、
この花色に染めた襲を喪に服す時の色とした。


別名に「諼(けん)草」ともあり、「けん」は忘れるという意味。
万葉集では、忘れ草と呼ばれ衣を染めるのではなく
花そのものを身につけて物思いを忘れるとも。(吉岡幸雄日本の色辞典)


画像の色は光線で少し暗い感じになりましたが、
もう少し薄い色です。


長崎盛輝 日本の伝統色 では、
古くは、くわぞう色とも。
柑子・蜜柑の色にちなんで、柑子(こうじ)色とも呼ばれるが、実物の色からみると
赤味が強いとも。


植物のかんぞうはこれを植えて玩味すれば、憂を忘れるという中国の言い伝えから、
忘れな草ともよばれ、また「醜の醜草」すなわち、いやな草ともされ、
喪服着用の凶色とも。


のかんぞうの花の綺麗な画像
<植物園へようこそ> のかんぞう参照
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/


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