

先日、ご好意で練り香を作らせてもらった。
文字通り練り香とは、何種類かの香りの材料の粉をスプーンですくって調合し、
最後に蜂蜜のようなもので丸薬のように練り固めるというもの。
最後に蜂蜜のようなもので丸薬のように練り固めるというもの。
その事例の通りやってみたが、
最初は黒い炭粉も入っていて正直香りも良いと感じなかった。
しかし、丸めたものを炭火の灰の近くに置いてみるとそこはかとなく良い香りが漂う~
これにはびっくりした!
最初は黒い炭粉も入っていて正直香りも良いと感じなかった。
しかし、丸めたものを炭火の灰の近くに置いてみるとそこはかとなく良い香りが漂う~
これにはびっくりした!
この<そこはかなく>という所が、平安時代を感じさせる^^
思えば、女三宮の持仏供養で女房達が薫香をぼうぼうと焚いて
光源氏に注意されるというくだりがあった(鈴虫)
いくら広い邸宅でも度が過ぎたようだ。
光源氏に注意されるというくだりがあった(鈴虫)
いくら広い邸宅でも度が過ぎたようだ。
現代もフレグランスがもてはやされる時代。
しかし西洋のアロマは香りが凝縮しているせいか
直接にボトルをかぐと香りがキツイのではと思う。
しかし西洋のアロマは香りが凝縮しているせいか
直接にボトルをかぐと香りがキツイのではと思う。
香りといえば、
先日に朝日新聞の夕刊にも香りの記事が載っていて=オーラの香り大衆に=
河添房江先生のご本「光源氏が愛した王朝ブランド品」からの記事があった。
先日に朝日新聞の夕刊にも香りの記事が載っていて=オーラの香り大衆に=
河添房江先生のご本「光源氏が愛した王朝ブランド品」からの記事があった。
83もの成分から配合したシャネル5番が
沈香などの香料を混ぜ合わせた薫香の複雑さに通じるというもの。
沈香などの香料を混ぜ合わせた薫香の複雑さに通じるというもの。
特に、明石の君が唐物のインテリアで光源氏を魅了し、
朱雀院に大切にされた女三宮は中国の皇后を思わせる唐風の調度に囲まれている。
また流行遅れだが末摘花も唐物の毛皮を大切にしていると。
紫の上は国産のブランド品が似合う女性として描かれたという所なども面白い。
朱雀院に大切にされた女三宮は中国の皇后を思わせる唐風の調度に囲まれている。
また流行遅れだが末摘花も唐物の毛皮を大切にしていると。
紫の上は国産のブランド品が似合う女性として描かれたという所なども面白い。
ちなみに河添先生によると
唐物は新羅(朝鮮半島)の北にある渤海から日本海を経由して大宰府から
平安京に届いたそう。
唐物は新羅(朝鮮半島)の北にある渤海から日本海を経由して大宰府から
平安京に届いたそう。
ブランドの現象は山田登世子氏によると、「贅沢の大衆化」だそうである。
王侯貴族時代が終わると、贅沢品はお金で買える商品となったそうだ。
王侯貴族時代が終わると、贅沢品はお金で買える商品となったそうだ。
現代のブランドに走る日本人には、何だか耳の痛い話である。