興味があったハーブ&スパイス講座に参加。
現代でもハーブ&スパイスは盛んですが、
日本にも、古くからあることに気づきました。
日本にも、古くからあることに気づきました。
源氏物語「ははきぎ」の巻、
雨夜の品定めに風邪を治すために
「にんにく」の女が出てくるのは有名ですね。
雨夜の品定めに風邪を治すために
「にんにく」の女が出てくるのは有名ですね。
本によると、「にんにく」は古代エジプト時代、ピラミッドを作る人に
すでに強壮のために使われていたとのこと。
ミイラにもシナモン(肉桂・にっき)が防腐のために使用されていたそうです。
すでに強壮のために使われていたとのこと。
ミイラにもシナモン(肉桂・にっき)が防腐のために使用されていたそうです。
日本でも8世紀の正倉院御物にシナモンなどがあるとのことでした。
今も有名な京都名物のお菓子八つ橋はニッキを使用していますね。
今も有名な京都名物のお菓子八つ橋はニッキを使用していますね。
スパイスはアジア原産のものも多く、
シルクロードで運ばれたことも理由でしょう。
蘇芳などもそうです。
シルクロードで運ばれたことも理由でしょう。
蘇芳などもそうです。
実際に、漢方として入ってきたものもあり、
源氏物語では染色にも盛んに使われています。
源氏物語では染色にも盛んに使われています。
匂宮は薫の体の自然な香りに張り合うように、
丁子(クローブ)染めの衣装をまといます。
さぞ良い香りがしたことでしょう。
丁子(クローブ)染めの衣装をまといます。
さぞ良い香りがしたことでしょう。
蘇芳、紅花(サフラワー)も染色に使用。
うこん(ターメリック)色もあります。
うこん(ターメリック)色もあります。
かんぞう(リコリス)は悲しみの色とされます。
セリを摘んでいたり、
万葉集では「はじかみ(しょうが)」の種類もあったようです。
万葉集では「はじかみ(しょうが)」の種類もあったようです。
お香でもそうですが、沈香他
大変貴重なものが平安時代の貴族には伝わっていた。
その財力は想像以上でしょう。
大変貴重なものが平安時代の貴族には伝わっていた。
その財力は想像以上でしょう。
そんな事を感じながら、
源氏物語を読んでいくのも面白いと思います。
源氏物語を読んでいくのも面白いと思います。
次第に秋になってきました。虫の音も聞こえます。
観月会や紅葉狩、自然の恵みに感謝できる日本です
観月会や紅葉狩、自然の恵みに感謝できる日本です
画像は生八つ橋(ウィキ・・より)