オッサン飲み屋の王道-大阪市阿倍野区：居酒屋「赤のれん」

さてさて、年の瀬の京都の街を満喫し、ワタクシ達は大阪に戻ってまいりました。
大阪に着いたのは夕方の5時過ぎでありました。冬の夕暮は早く、街は夕闇に包まれておりました。
こうなるとまっすぐ帰るわけにはいきませんな。


ワタクシ達は大阪市の阿部野橋というターミナルに着きました。
ワタクシ達はここから近鉄南大阪線というのに乗って地元に帰るのですが、ここ数年阿部野橋は様変わりしました。
写真に写っているのは「あべのハルカス」という建物で、完成すれば高さ300mを超える日本一の高層ビルになるのです。

阿倍野が発展するのはそれはそれで嬉しくもあるのですが、以前の下町らしい雑然とした飲み屋街が好きだったワタクシは
どうにも阿倍野が小奇麗になっていくのが、寂しくもあるんですよね。

そんなことを思いながら、ワタクシ達はQ's　Mallという新しいショッピングセンターの地下にある
居酒屋「赤のれん」というお店の暖簾をくぐって入ったのでありました。


どーですか。「寒ブリの刺身」でございます。ここ赤のれんは、まさにオッサン飲み屋の王道ともいうべきお店です。
特別美味しいというわけではないですが、酒のあてになる料理がふんだんにあるのですよねぇ。


どーですか。「アジの南蛮漬け」でございます。酢加減がいいですな。
頭までバリバリいただきました。


どーですか。「バーベキュー」でございます。オッサンといえども、若者メニューも頼むのです。


どーですか。「焼きアナゴ」でございます。ワタクシ、アナゴが大好きでありまして、焼きアナゴも煮アナゴも大好物なんですよ。


どーですか。「野菜の天婦羅」でございます。天ぷらといえば、以前は天つゆで食べるのが好きでしたが、最近は塩でいただくのにかぎります。
年齢によって味覚というのは変わるものですなぁ。


どーですか。「湯豆腐」でございます。上に乗っかったおぼろ昆布がいいですなぁ。
オッサン二人は酔いが回るにつれて、話も弾みます。
勿論この日の話題は「今日の京都はよかったなぁ」ということですわ。


どーですか。「だし巻き卵」でございます。これを食べねばなりませぬ。
いやぁ食った食った。飲んだ飲んだ。

かくして年の瀬の夜は更けていくのでありました。
「これで家に帰ったのか？」ですって。いえいえ、もう一軒行かねばなりません。

居酒屋赤のれん…大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウォークＢ１F

使用したカメラ：FUJIFILM X-E1


私はビール派ですので、どこに飲みに行ってもまずは生ビールをいただきます。
しかし、最近どうにも納得いかないことがあるんですよねぇ。
まずは「大ジョッキ」のあるお店が少なくなったこと。あの大ジョッキの重量感の幸せを感じられないではないですか。
次に「中ジョッキ」のビールの量が少なくなったこと。私にとって中ジョッキは500mlが基準なのですが
最近の中ジョッキは350mlも入っていないんちゃうか…と思うような小さなジョッキが多いです。
以上、酒飲みオッサンのボヤキでございました。


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