松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

基地南側の綾瀬スポーツ公園多目的広場の排水問題

2014年10月11日 | 教育委員会

 厚木基地南側の綾瀬スポーツ公園は、多目的広場や野球場は、下流域の蓼川に大量の雨水が一時的に流入しないう遊水地機能を持たせています。
 以前も、関係者の方からグランドに雨水が残っているとの情報があり、何日も残っている時は連絡してほしいとお願いして、市に遊水地機能の施設との表示をお願いしました。
 10日の新聞報道や施設を管理している指定管理者からの報告では、6日(月)に降った雨水が9日(木)までグランド内に大量に残っていたとの報告です。私が10日午前中に現場を確認した時は表面には水を確認出来ずに、排水施設内に排水音がする程度です。
 施設の技術的な対応を行なっている、みどり政策課に施設の容量や排水能力、河川を管理している県との協議などの資料準備を要請しています。
 雨水を流す蓼川の源流は基地の北側にあり、雨が降り終わって2~3時間で川の水位は低くなっています。
 一般的遊水地なら、排水に何日もかかっても問題は有りませんが、スポーツ施設に遊水地機能を持たせた施設で、排水だけで3日もかかり、その後のメンテに更に時間が必要なのは、何かオカシイと考えるべきです。
 河川の満水時は、施設内に雨水を留めるべきです。しかし河川の水位が下がったら排水量を増やして良いと思います、
 県の指導の問題なのか、施設を設計した業者の問題なのか、工事を行なった業者なのか、排水量が増えるのに既存の容量が少ない排水管に接続させた市の問題なのか調査が急がれます。
 同じ箇所に、排水施設が設置されている野球場などは、直ぐに排水が終わっていたとの話です。
 施設の技術的管理を行なっているみどり政策課、運営を管理しているスポーツ課、現場を管理している指定管理者も施設を管理している人は体育館から見に来て、現場の運営の携わる方、清掃などはシルバー人材センターなど、情報把握が複雑と思われました。
 台風の後始末が終わったら、原因究明に取り組みます。


災害復旧作業が、進んでいます。

2014年10月11日 | 水害・洪水対策

 10日の午前中に市役所に行って、来週にも飛来が予測される台風19号に対する対応を確認したら、10日の昼前に避難所開設の準備の職員説明会を行なうとの報告が有りました。
 防災担当職員を中心に明日12日(日)から市役所に集まり、14日頃に予測される台風の接近に対しての準備を行なう計画です。
 マンションや隣接している戸建て住宅の皆さん、避難の呼びかけが有りましたら速やかなご協力をお願いします。
 昨日の現場作業は土砂を排除するため、重機は崖下で5台が動いて、搬出先の置場2箇所でも稼働しているとの話ですので、6台か7台が作業を行なっています。
 崖の中段の階段部分とマンションに隣接している戸建て住宅内の土砂の排除は、市役所建設部職員の皆さん数十人が人海戦術でスコップで掘り出し、土袋を積み上げて雨水がマンション側に流れ込まないような作業を行なっています。
 建設部の職員は、同時に来週の19号台風の市内全域の対応に追われています。
 崖の上部にある車庫の点検を職員が行なったら、強度が有り直ぐには崩れないと思われるとの説明が有りました。
 作業を行なっている、市内の土木協会の皆さんが、崖の上から青いシートで覆って上から流れる雨水がシートの裏側に流れないで表面を流れるよう作業を進めています。
 土砂作業が一段落したら、崖の中段に有る5本の大木の伐採は、クーレン車が入れないので、山側に枝を落としながら伐採してシートで覆う作業を今日・明日で行なう予定です。
 業者の皆さんは、公共事業や民間の工事作業を中断して復旧作業を行なっていますので、他の現場の関係者の皆さんご協力をお願いします。