松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

災害復旧で、市と県の対応の違い

2014年10月12日 | 水害・洪水対策

 18号台風被害で、目久尻川を挟んだ箇所で、吉岡東のマンション裏のがけ崩れと吉岡地域の養護施設横の金属スクラップ崩壊事故が発生しました。崖崩れは市が対応して、スクラップ現場は県が指導しています。マンション現場は、市職員や業者を合わせて、毎日70~80名が作業を行ない、今日・明日には緊急対応が終了する予定です。
 残されていた大きな木は、伐採専門の業者が来て今日中には伐栽する予定です
崖の上は、雨水が迂回するよう口径250ミリのパイプをつないで既存の雨水マンホールに直
流れるように工事が終了しています。
 大木を切り倒した後に保護シートを取りつける予定です。19号台風飛来時には住民の方々が避難所に移動して戴けると乗り切れると思います。

 養護施設横のスキラップ業者の作業は、重機2台で金属を取り除いていますが、現在の作業進行状況では19号台風飛来までに終了するとは思いません。
 県の職員の方も一度は現場を見られたとは聞いていますが、私が連日現場に出向いていますがまだ、作業している業者しかみていません。
 スクラップが高く積まれている南側の児童養護施設側は、作業が少しずつ行なわれていますが、崩れた矢板の続きの東側のスクラップは殆ど退かされていません。この東側方向の斜面下は人家が有り、高低差は養護施設側の5~6倍以上と思われます。
 近くの方の説明では、スクラップが高く積まれ矢板が刺さっている箇所は、昔谷間だった所に残土を高く積み上げられた場所との話です。
人命や施設の被害が起きないよう、直ぐに県職員が常駐して対策を取る必要が有ると思います。崩れた現場を確認している県の職員の皆さん、スクラップ崩壊現場は人災です。
 

先日、現場を案内したミニコミ誌に、マンション現場とスクラップ崩壊現場に記事が金曜日に配布されていました。