松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

オスプレイ訓練の飛行計画公表を求める運動

2017年02月27日 | 爆音基地問題
 桜井国俊沖縄大学名誉教授は25日、那覇市内で講演し、オスプレイの訓練飛行が予定されている自治体と連携した運動を提起しました。航空法97条の飛行計画及びその承認は米軍機といえども適用されることから、オスプレイの訓練飛行が予定されている全国の自治体と連携して、フライトプランの事前公開を国土交通相に要求しようと提起。「オスプレイが事前合意すら無視して飛んでいる事態を明らかにできる」と力説しました。
(2月27日赤旗記事抜粋)

 オスプレイの厚木基地飛来について、事前に綾瀬市への通告が当初は飛来数日前に通告していたのが、飛来回数が増す毎に遅れて、昨年は綾瀬市連絡が有った時間には着陸直前や着陸後と思われる時間帯になっていました。
 各地の基地監視行動を行っているメンバーからの情報を、綾瀬市に連絡した時間より後に、国から綾瀬市に連絡が来る事態になっていました。
 この問題では私が、綾瀬市議会で繰り返し実態を明らかにしました。
 綾瀬市議会には、本会議の一般質問で基地問題の質問がある時や基地対策特別委員会には防衛省職員が2名必ず議会傍聴に来ていますので、市議会で取り上げた問題の報告が防衛省幹部に伝わっています。
 今年2月23日のオスプレイ飛来は、当初2月6日に南関東防衛局から9日及び10日に2機飛来する可能性が有ると連絡が有りましたが飛来が中止され、23日午前にオスプレイが沖縄県普天間基地を離陸し岩国基地経由で厚木基地に飛来し、1時間程度滞在して普天間基地に帰りました。
 飛行計画は、国土交通省に提出されますので、同時刻には全国の自治体にも通告出来る時間があるのに、地方自治体への連絡は意識的に遅くしているようです。
 オスプレイの低空飛行に伴う、機体識別は小型機のセスナーと同等の扱いなど、きな臭い問題が明らかになっています。