韓国を待つ未来は「破滅」である
再び親北に戻るのか?
新宿会計士記事の一部転載
朴槿恵氏が今年3月10日に大統領職を罷免され、その代わりに5月9日の大統領選を制したのは、極端な親北派として知られる文在寅(ぶん・ざいいん)氏でした。
文在寅政権では、前任の朴槿恵政権による極端な親中路線の修正を図っていますが、ただ、それと同時に、歴代政権の失策のツケを払わされている立場でもあります。
昨日は中韓スワップ協定の話題でもちきりでしたが、中国による「韓国イジメ」は、むしろこれから本格化することでしょう。
具体的には、中国国民の韓国旅行制限令がこれから本格化し、また、中国に進出している韓国企業に対するさまざまな嫌がらせ、通商制限などが発動されると見られます。
中国からすれば、現在は、米韓同盟を破棄させるチャンスに見えます。
そのためには、全力で韓国を揺さぶるでしょうし、逆に、韓国が米国から離れるまで、中国による韓国に対する「DV」は続くことでしょう。
一方、米国からすれば、米韓同盟を締結していながら、文在寅政権が北朝鮮に人道支援や赤十字対話を呼びかけていること自体、韓国という国を「信じられない」と思ったとしても不思議ではありません。
とくに、北朝鮮による核開発が進行している中で、国際社会が全力で北朝鮮を封じ込めようとしているのに、韓国の動きは「日米韓3ヵ国連携」の足並みを乱すものでしかないからです。
さらに、日本からすれば、醜悪な慰安婦像を世界中に乱立させて日本人の名誉を汚しておきながら、危機になったら日本に擦り寄ってくるという態度に対し、嫌悪感を抱くことはあっても、好意を持つことは決してないでしょう。
このように、現在の韓国は、日米中3ヵ国を同時に敵に回している状態にあります。
そして、韓国に残されているのは、「親北路線」しかないのかもしれません。
そうなれば、現在の文在寅政権の姿勢を見る限り、北朝鮮に擦り寄るという最悪の選択肢すら、現実のものとなってくるのです。
教訓:芯のない国家は滅びる
ここに私は貴重な教訓を見る思いがします。その教訓とは、「芯のない国家は滅びる」
というものです。
韓国からすれば、最貧国レベルだった朝鮮半島を合邦し、朝鮮半島の文明水準を古代から近代に引き上げてくれた恩義がある国は、日本です。
それだけではありません。日本は1965年の日韓国交正常化以来、有償・無償の莫大な支援を韓国に与え、韓国の経済発展を助けてくれた国です。
また、1950年代の朝鮮戦争で、北朝鮮に統一されそうになり、軍事介入で助けてくれた国は米国です。米国はその後、一貫して韓国を武力で守り続けてくれています。
そんな日米両国を裏切り、中国に擦り寄ったり、北朝鮮に擦り寄ったりしている韓国は、日米両国から見れば「恩知らず」以外の何物でもありません。
さらに、愚かなことに、韓国はいったん中国に擦り寄っておきながら、中国を激怒させるようなことをしました。
日米中3ヵ国を同時に敵に回すという芸当は、なかなかマネができることではありません。
その意味で、よくぞここまで自分で危機を招くものだと呆れますが、これが韓国という国の実態なのです。
いずれにせよ、私たち日本としては、これから短期的には北朝鮮危機に、長期的には中国の対外拡張主義に立ち向かっていかねばなりませんが、
足元で愚かな国・韓国と事実上の「同盟関係」にあるという状況は、ここらで片づけておいた方が良いに違いありません。