2014年11月~12月の選挙の結果
- 11月には知事の翁長雄志(おなが)〔沖縄本島では反自民一色か〕
- 12月には総理の安倍晋三〔継続して自公の大勝〕
と似たもの同士があらわれました(笑)。
何が似ているかと言えば、
選挙に勝ったということで「何でも許される」と勘違いしている
ことです。両者に
「この機会を逃せば大変なことになる」
「今でしょ」
という思いこみがみられ、突っ走る心配が・・・・。
たが けむ あべ おなが
かつお節 互いに煙たい 安倍・翁長
おいしい「かつお節」にするためには、ゆでたカツオを煙で燻(いぶ)さねばなりませんが、これが互いに煙たさを感じさせ、「選挙で大勝した多数派特有の怖さ」を連想させます(笑)。
こう考えると、
- 強引さが表面化する独走気味大差がむしろ危険
- 混乱の避けられないネジレの僅差がむしろ健全
とも言えます。
民主主義に混乱はつきもので、
それをどうやって新しい発想で乗り越えるか、が肝心。むしろ対立をよろこぶ姿勢がほしく、徹底的に反論して構いませんが、最終的には合意点を見いだす姿勢が必要。
日本の政界でよく見られますが、ちょっと対立したら「あっちむいてホイ」岡島投手症候群、つまり議論を拒否する党利優先では、あまりにも情けない(笑)。
政治家は、いつも驕り高ぶるもの。
野党の時には一番嫌っていた強行採決ですが、与党になってからはこれがワクワクする筋書きになってしまうのでしょう(笑)。
私たちには、
選挙で「当選させる」権利もあれば、別の人に投票することで「落選させる」権利もあるわけで、よっぽどのことがない限り、投票には参加したいものです。
世界中を見渡せば、選挙権がない、つまり、自分たちで国の為政者を選びたいと叫んでいる人がいる一方で、権利として「選挙権」が与えられている国で投票しない人が多い、という深刻な矛盾がみられます。
「お嫁なんかにゃ行かないわ」
おっと失礼、これは都はるみでした。
そもそも、国や社会が「選挙なんかにゃ行かないわ」と思わせたのだ、と責任を転嫁する人が少しでも減ることを、ワタシ祈ってます~ぅ ♬