軍事政権の影響もあって、ソウル特別市長は政府による任命制(1961-1994)でしたが、1995年になり公選が復活しました。つまり2017年現在ソウルでは公選が復活してまだ22年しか経っていません。
- 本格的な地方自治の制度だけができてまだ22年。ついこの間まで軍事政権下にあり言論が完全に封殺されていたため、まだ一極集中・中央集権・全体主義の仕組みから脱却できていない韓国が日本のことをあれこれピントはずれのことを言っているのです。
- 「まず隗(かい)より始めよ」ではありませんか?
- 北朝鮮/中国/韓国に共通した私の印象ですが、「ほかにやるべきことが多すぎる」。やるべきことをしないで異様なことをし続け、永遠に普通の国にはなれないのでしょうか。
- 「国を一色にして異論を排除しなければ気が済まない」という民族性を変えないならば、政権が代わるごとに方針が正反対になりやすく、またそれを避けるために信じられないほどの弾圧を加える北朝鮮/中国/韓国がまともになることはあり得ないでしょう。
私たち日本人は
「でっちあげ」とか「フェイク・ニュース」には、すっかりもう慣れているようですね。
そうです、ずっと長い間、韓国・中国の発する声明は、ほとんどすべてが自己暗示に基づくフェイク・ニュースであり、正しく伝えようとする姿勢からは遠すぎ、しかもそれが現在も進行中なのですから、慣れているのは当たり前田のあっちゃんでした(笑)。
今回は韓国の「フェイク・ニュース」を集めてみました。
「ウソ」を「ソウル」と反転偽装するなど、さすがですね(大笑)。
「世界中の国が韓国を支持している」
あり得ないこういった国内向けの「でっちあげ」は、「自分たちが世界で一番賢い」とする「うぬぼれ」が行き渡っている地域でよく聞かれ、別に不思議でもありません。
また「本当にそうか」と吟味するのは利益に結びつかず、「でっちあげ」を避けようという動きもなく、むしろ社内的に推奨されているかのような勢いです。とうちゃんのためならエンヤコラですか!
様々な国内事情により、国内の言論を一色に統一する必要がある場合(朝鮮半島が統一されていないので『せめて』ですか)、民主主義の多様性など無視し、ウソでもいいから挙国一致を目指しましょう。
韓国では、擬似民主国家らしく、異論をもつ人がいたら社会的に抹殺しなければなりませんし、またそうしないと「世界中の国が韓国を支持している」というのがウソであるとばれてしまうのです。
外国語をさっぱり理解しない人を対象にして、メディアがこぞって「世界中の国が韓国を支持している」方向に引っ張ろうとしていますし、外国語がいくらか分る人でも「無知な大衆を正しい方向に導く」と称して「世界中の国が韓国を支持している」論にヨイショするため、国全体として、1つの方向に進んでしまうのでした。
これは、それでなくてもバラバラになりがちな国論を一致させるための唯一の手段となり、特に日本関係では有効です。
しかし韓国人で、外国、特に日本を旅する幸運に恵まれた人たちの比較的多くが、異国で韓国の実体を知りがっかりするのでしたが、がっかりしたあとどうなるかは、その人たちの資質にかかっております。
- ある人は韓国人の詐欺性には目をつぶり「日本人の欺瞞だ」とさえ信じ、今迄の自分の信念が間違っていたことなど認められません。これが多いでしょう。
- 別の人は韓国の欺瞞性を知りますが、冷静になるだけで母国へ帰っても「知らぬふり」をするでしょう。比較的これも多いでしょうか。
- また一部の人は「母国で偽りが横行することを知って憤慨」し、これが解決し得ない病気だと知ると、「静かな反韓」に走る人となるのかも知れません。
「オバマの広島訪問なんて誰も喜んでいない」
この言葉「誰も」から、中国・朝鮮半島・NYT(中国べったり)などのいびつな思考を連想させます。
改善を禁止された儒教信者らしさがみえてきませんか(笑)。
フェイク・ニュースの典型でしょうか。
「日本では、軍国主義が復活している」
「ヤクザ」がそのへんの「ちんぴら」に対して、「不法であり暴力的だ」と言っているようなものでしょうか。自分の不法性・暴力性を棚に上げていますね。
韓国の場合、北朝鮮・中国などの軍国主義を口が裂けても非難できないでしょう。中国の南シナ海埋め立て・軍事拠点化や、最近の北朝鮮などについて韓国では、思うことをそのまま述べてはいけないのです。実際に起っていることでも「無視する」か、または「なかったことにする」というフェイク・ニュースを流すのが主流でした。
また「反日国是に従った北朝鮮・中国の軍国主義増長」を日本が警戒すると「軍国主義が復活した」としましょうね。
はるかに北朝鮮・中国のほうが軍国主義的ですが、自国の軍国主義が『報道規制』で禁止されているため「そうだそうだ、日本が軍国主義に走った」となってしまうようです。
もしアメリカの新聞論調からそう言っているのだとすれば、それは米紙の特徴を理解していないことに起因しています。
エディトリアル(社説)は経営者の意見であり、通常の記事が記者の取材によるもので、両者がしばしば乖離するにもかかわらず、どちらか一方だけをみて全社的にそうであると錯覚していませんか。「木を見て森を見ず」になっている恐れを感じるのです。
何でも一色に見たがる韓国紙らしさがそこにあらわれているようで、ささいな事でも自分に有利とみれば慎重さを忘れて狂喜乱舞するのでしょう。
フェイク・ニュースが当たり前の韓国の人なら、きっと次が分らないでしょう。
- イスラエルを非難することが、障害になっている(「非難できない」の意)
何の障害か、おわかりでしょうか。私が解説するまでもありませんが、「あの異様なイスラエルを非難すると、天敵である異様なイランを擁護している」とみなす人がいるのです。イランではいちおう大統領選挙はあるけれども、選挙で選ばれたわけでもない最高宗教指導者なるものの顔色を気にしながらの選挙であり、ちょうど北京の顔色を気にしながら民主化を叫んでいる香港のようです。
イスラエルを非難することで、条件反射のようにイランびいきだと考える人がいるので、上記のような「障害」が発生するのでした。一色に染まりたがる韓国では、こういった「障害」などあり得ないのでしょう。
つまり 韓国≒イスラエル≒イラン ですか(笑)。
- 北朝鮮を非難することが、障害になっている(「非難できない」の意)
きっともうおわかりだと思います。かつて血の友誼(ゆうぎ)とされた中朝関係が虚構であったことがわかり、朝中関係があやしくなって北朝鮮が中国から離れつつあります。
だからこそ、取り巻き連中にヨイショされた北朝鮮の金正恩を非難することが、まるで中国の味方をするように思われてしまう、というのです。北朝鮮も中国も最悪の弾圧国家だ、という私の考えからすれば、こうとらえるのには反対です。
- 翁長にとって尖閣問題が、障害になっている・・・・・・ついでに!
翁長は米軍基地反対を唱え「基地返還は当然・県内移設には反対」としているため、「中国はけしからん」と言えば「反米闘争の切っ先が鈍る」、つまり尖閣問題が障害になっているのでした。
中国の力を借りてまで米軍基地をなくそうとしているため、翁長は中国へ行っても頭をなでなでしてもらうだけで、口が裂けても「尖閣問題」で中国に何かを言うことはあり得ないのです。。
「ハブを絶滅しようとしてマングースを導入したけれども、マングースはハブではなく家畜を襲うようになった」のと、「沖縄の米軍基地を絶滅しようとして中国の援助を導入したけれども、中国は尖閣ではなく沖縄全体を襲うようになった」。
似てませんか。そうなりそうな勢いなので、ボチボチ翁長も気づいてほしいのですが・・・・・・そんな知性など期待するほうが間違っていますか(大笑)。
つまり
何か異様な「A」と「B」があり、双方に深刻な問題がある場合、どちらかを非難するのを聞いて、反対側を支持していると「かってに受け取る」人がいる、ということですね。
『少しでも学問を身に付けた不可解な人間ほど危険なものはない』、とは国会中継をみるまでもなく、多くの方が理解していることでしょうか。
どちらかを非難する場合、反対側に関する自分の考えも付け加えないと危険であることの証明なのかも知れません。
さてさて、皆様はどう思われますか。