ドイツの風力発電が行き詰っているようです。
風力発電、曲がり角に=建設激減、関連企業破綻も-ドイツ:時事 2019年06月22日
今から10年以上も前のことでしたか・・・・・・
太陽光発電が普及し始めるころに、ある関東地域で、自分で言った言葉が頭の隅に残っております。
- 買取価格
- 故障時
に関するもので、いずれもやがて大きな問題になるというものでした。
当時、黎明期だったので
補助金などがあったからでしょうか、電力会社が高く買い取ることが多かったのですが、それも少なくなり、しかも固定買取制度から変わってきて、電力会社による買取拒否なども見られるようになりました。
また当時シャープなどが力を入れていたのでしょうが、やがて販売業者が増えてしかも倒産するところが出て、故障したのに誰も面倒を見ないことが起こるのではないか、というものでした。
もともと日本では
欧米に比べて、台風の襲来があり、コスト面で不利な立場にあり、風力発電よりも、太陽光発電のほうに力を入れていたという面があるのでしょう。
しかしドイツでは、その風力発電さえ、補助金制度が変わってきたことや、設置する地元の反対運動などによって、関連企業の倒産も増え、新規建設が激減してきたようです。
なお2015年に限るとこちらによれば
世界の総発電量は24,255TWh
これは太陽から1年間に受け取るエネルギー 1,525,284,000TWh の 0.001 %になるらしい。
またこちらでは2016年度の日本の場合
発電電力量に占める再生可能エネルギー比率は、14.5%
らしく、まだまだ他国に比べると低いようです。
さてさて、皆様はどう思われますか。