珍しく
高校時代の友人に誘われて
同級生との飲み会に参加
集まったのは俺を含めて5人。
10代の頃は、
誰と何処にいても
疎外感ばかり感じていて
親しい友人もいないまま過ごしていた。
そのくせ、
独りは嫌で
誰かと一緒にいたい…、群れていたい…
という願望は強かった。
しかーし、あにはからんや、
誰からも求められることはなく
気が合う友達が見つかるわけでもなく
常に「枯れ木も山の賑わい」で
常に「最後の数合わせ要員」で
始終、打ちのめされていたような、そんな明るい10代だったわけで。
で
十年ぶりくらに、同級の飲み会に参加。
別に積もる話なんてものはない。
会話が途切れて生じる静寂を恐れているかのように
沈黙を塗りつぶして会話に花が咲く。
楽しかった…とは思う。
それは、きっと、久しぶりってところが楽しかったんだな。
今でも
独りは嫌いだなあ。
でも、独りでいるしかないというところは
今も昔も変わらんような…。
お願いだから
ダレか
アイしていると云ってくれ