夜ふけの空
人と、草木のねむるとき、
空はほんとにいそがしい。
星のひかりはひとつずつ、
きれいな夢を背(セナ)に負い、
みんなのお床へとどけよと、
ちらちらお空をとび交うし、
つゆひめさまは明けぬまに、
町の露台のお花にも、
お山のおくの下葉にも、
のこらずつゆをくばろうと、
銀のお馬車を急がせる。
花と、子どものねむるとき、
空はほんとにいそがしい。
金子みすゞ童謡集より
“本来は6日の夜に、短冊をつけた笹竹を軒下に飾り、7日の朝に川に流します。”
だそうです!!
願いごと叶いますように!!