もう6~7年前の本を読み返していたら
『「意思決定はデジタルである」ということをぜひ伝えたいと思います。』という文字?文章が目に飛び込んできて気になって仕方がない。
『判断力・決断力というのは意思決定にほかなりませんから、これを磨くのは容易な話ではありません。さまざまな経験を積むことは言うまでもなく重要ですし、この点で年齢を重ねることの意味は決して小さくありません。』
年齢を重ねると、判断力・決断力がつく!…なるほど!!
私も随分年齢を重ねてきたけど、まだまだ迷いの世界で遊んでいると思う!!
『若いころからあまり批判されたことのない学校秀才タイプの中に、意外と決断できない人が多い気がする。』
鈍才の私から見ると秀才の友人たちの能力に舌を巻いている…!! しかし、彼らよりも学生時代遊んでいた友人のほうが社会で成功している例が多いように思う!!
『意思決定というものはデジタルであることを前提にすれば、どこかで何かを切り捨てて、割り切る必要があるのです』
私がお茶屋を始めたばかりのころ、茶商の先輩が「知識バカが多いから振り回される」的なことを言われたことを思い出した。
町おこしの会に参加していたころ、何かを決断しなければならない会議で、様々な意見が出尽くしたとして多数決で決定したとき、必ずと言っていいほど「少数意見を無視するのか」という意見が出て混乱してしまう。
また始まったと思ったことが何度もあった。
知識が豊かになればなるほど迷いが生じる。少ない知識でもその知識を生かす知恵があればそれでいい。
年齢を重ねるということは、知識を生かす知恵を数多くの失敗や経験から学ぶということかもしれないと思う。
一所懸命頑張って失敗する人を後ろから揶揄するような知識バカにはなりたくないですね。
参考資料:竹中式 イノベーション仕事術
自然からの贈り物ポリフェノールを茶の間で楽しみたい。 お茶の大和