昔々、ある所にお爺ちゃんとお婆ちゃんが住んでいました。
朝起きの上手なお爺ちゃんは、毎日散歩に出かけました。ある日、夜露に濡れた草で足元がびっしょりと濡れてしまいました。「あぁ~!この前まで暑かったのにのぉ~!? もう秋が来たんかのぉ~!!」とつぶやきました。
次の日も朝早くから散歩に出かけました。いつもと違い、竹筒を手に持っていました。お爺ちゃんは、草の上の朝露を一生懸命集めて回りました。なかなか集まりません。それでも一生懸命集めました。
少したまった竹筒の朝露をうれしそうに大事に持って帰りました。お婆ちゃんが小さな小さな鉄瓶で朝露を沸かしました。お爺ちゃんがこれまた小さな小さな急須にお茶を入れ、朝露のお湯を注いでお茶を注しました。
季節の変化を感じながら過ごす、長い長い1日の始まりです。
年を取ったせいか、目覚めが早い?? 暗い内から歩き始めた!!随分と、夜明けが遅くなった・・・!!それにしても蒸暑い九月白露というのに??(またまた愚痴)
いつも河川敷の塘を歩いているけど、櫨の木などが生茂りいかにも何かが出そうなところを選んでしまった。明るい時は何でもない所だが、暗闇の中ではちょっと薄気味悪い??普段このコースは歩かないのだけど今日に限って足が向いてしまった。何かあるのではと思うと、むかし首吊りがあった事やらが、思い出されて・・・・・!!それでも引き返そうとはしない。
夜明け前でもうっすらと景色が見える。ぴしゃっと顔に何かがあたった。・・・・・蜘蛛の巣 蒸暑いのにすぅ~と鳥肌が立った。
熊本の日の出 05:55
画像は今年の写真ではありません