「ホームページで米は売れない?」
「お茶屋だからねぇ? 米は素人! 自信無いね!・・・。元々農機具屋だったし親父は稲作の研究をして財産潰した? その息子だから、少しは解るけど、流通の問題とか色々目に見えない事が出てくるだろうからね?」
「“あきまさり”っていう品種だけど、・・・!!」 「”あきまさり”知らない品種だね?」
「数量も少ないし、晩生だから・・・? 評判が良かったら数量を増やしてもいい!?」
「そうね、私は始めて聞いた品種だけど、普通の人はなお更知らないよね?」
そんな話から、“先ずは地元の人に買ってもらって、お客さんの意見を聞くことから始めよう”ということになりました。
地産地消
熊本県の奨励品種を、地元で販売しています。(数量限定)
あきまさり(晩生品種)
熊本県21年産新米
九州沖縄農研センター
●「あきまさり」(旧系統名:西海248号)は「ユメヒカリ」とほぼ同じ熟期の晩生品種です.九州の主力品種の「ヒノヒカリ」に比べて10日以上成熟が遅く、収穫作業の分散に役立つほか、最近問題になっている「高温登熟」を回避できる品種として期待されています ⇒全文
九州沖縄農研センター>>筑後研究拠点>>>>極良食味多収晩生新品種「あきまさり」 から引用
先ずは、地元熊本のお客様に試食していただいています。
熊本に日奈久という温泉町があります。昔は薩摩の島津さん や、山頭火が、好んで宿にしていたそうですが、今は随分ひなびた町です。その日奈久の親戚の法要に、オレンジ鉄道を利用することにしました。
私の住んでいる川尻から、JRに乗ると、八代でオレンジ鉄道に乗り換えなくてはなりません。「八代から二駅で日奈久なのに乗り換えなくてはならないの?」と、駅員さんに愚痴をこぼすもののわずか44分、往復88分の短い旅を楽しむことにしました。
(普段車ばかりで、鉄道を利用することはめったにありません。ましてやオレンジ鉄道なるものも始めて利用するので少しわくわくして・・・!!)
八代駅についてオレンジ鉄道のホームへ向かうと、鉄道員らしくないお姉さんが出てきて、「切符拝見・・・!」 列車に乗り込むと、結構お客さんが乗っている。お年寄りも多いけど学生さんもいる。
日奈久に着くと、お年寄りのお客さんたちも降りて来た。【やっぱり温泉町だ】
法要を済ませて、日奈久の駅に送ってもらうと、旅行者らしい三人の青年が先に駅内にはいって行く。 (めずらしい!?)
私も後に続いたが、駅内はがらんとしている。乗車券を買おうとしたら、無人駅になっていて、【乗車券は車内で買ってください】と窓口に書いてある。
まだ時間があるので、ぼんやりしていたが、先ほどの3人組が、笑いながら話をしている。どうも日本語ではない(中国語・・・?)。
列車の時間が近づいたので、ホームに出ると、青年たちもついて来た。ワンマンカーだったので、『電車を降りる時にお金を払うのか?』と、両替機でお金を崩すと、青年たちも右へ倣いした。そのおかげで言葉を交わしたが、なかなか通じないまま八代駅についてしまった。
降りようとした時、料金を払おうとしたら、「降りてから払ってください」と言っている。 鉄道員らしくないお姉さんが、紙製のギフトケースの蓋らしきものを持っていて、皆がそれにお金を入れていた!!
JRで、切符を買って三番ホームへ、列車に乗ったらすぐにドアが閉まった。息切れしている・・・情けない。
反省、今度から往復券買おう!!