Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「新春ゴジラ福袋'09」について その9

2009年01月26日 | 新作商品情報
「デスゴジ メルトダウンバージョン3」のこだわりPart.2

■イメージカラーはオレンジ

 今回3つ目の「ゴジラのメルトダウンシーン」をテーマにした商品となる「メルトダウンバージョン3」でしたが、いずれのバージョンも微妙にイメージとなるテーマは異なります。
 「バージョン1」が劇中の「ゴジラのメルトダウンの瞬間」いわばカウントゼロの状態をイメージしたバージョンで、「2」が「メルトダウン後の光の粒子となった残像」をイメージしたカラーリングでした。今回の「3」は、そのままストレートに「メルトダウンにより崩壊していく過程のゴジラ」です。テーマ的には「1」と「2」の中間に位置します。

 シーンとしては内部で燃えて溶けていくゴジラ……そのものを表現しています。劇中シーンを思い出していただければご理解いただけると思いますが、発光と冷凍弾で白くなった風景の中に黒くゴジラのシルエットが見え、燃えるように発光していく部分だけがオレンジ色に見えます。そしてそのまま痩せていくようにゆっくりと全身が溶けていくように消えていきます。哀しくもせつないシーンでした。

 もしこのシーンをダイレクトにそのまま表現しては、Gメモリーズセレクションの「カッコかわいく」というテーマからはずれ、さらにはリアルな悲愴感を与えてしまいます。
 ですから成型色は前回までと同様に半透明の白にラメを入れ、モールを内蔵はこれまでとパターンは変わりませんが、イメージカラーとなるオレンジをベースにする事で表現する事にしました。
 内部のモールはもちろんオレンジですが、キラキラしているオレンジと、していないオレンジが一緒になっているモールを見つけたので、これを採用しました。気がつく方は少なかったかもしれませんが、微妙なそのムラが似た色になりがちな以前発売した「バージョン(1)」との差別化になっていると思います。

 それに合わせるように背びれの先端の塗装はオレンジゴールドにしました。
 目もオレンジゴールドと、ゴールドのグラデーション、黒目はメタリックダークブラウンにしています。

 色的には今まで発売した全ての「メルトダウンバージョン」の中で最も劇中シーンに近い色になったと言えるでしょう。

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