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■「そうそう、なぜかこんな色をイメージしていた」をめざして
昭和のゴジラシリーズの印刷物で、写真関係以外でもゴジラが黒ではない色で表現されているケースはこれまで何度か書いてきました。
代表的なのは「東宝チャンピオンまつり」のマークの色。イラストでゴジラが描かれているものです。一定した色だったと勘違いされている方も多いと思いますが、毎回違います。ほとんど青系、緑系である事には変わりありませんが、水色に近かったり、黄緑に近かったりと統一されてはいません。むしろ黒のゴジラとはほど遠い明るい色にされています。
写真関係にしてもこういったイラストものでも、青系、緑系にしてあるのは、(特にチャンピオンまつりをスタートさせてからは)やはり東宝側が子供をターゲットとしているからと推測しています。ましてや昭和後期はゴジラがヒーローとして描かれている訳ですから、本物の映像としては別にしても二次元のビジュアルとしては子供に食いついてもらわなくてはなりません。当時の子供達のヒーローは暗い色よりも明るい色の方がいいわけです。ですからそういった意図でこれらの色にしていたのではないかと思うのです。
ですから今回の商品は当時の「東宝チャンピオンまつり」をリアルタイムで見ていた世代の人たちを対象にしています。この頃、子供だった方々に「そうそう、なぜかこんな色をイメージしていた」と思っていただけるようなカラーリングにすべく考えたものです。
もちろん他の世代の方々にも、「あの頃の子供だったゴジラファンはこんな色をイメージしていたんだ」と知っていただいた上でお求めいただき、タイムスリップしてしまったかのような気分になってもらえれば嬉しく思います(ちょっと大げさ?)。