
特撮体験スタジオレポート 2
「ベランダ越しに見える
巨人になる」の巻
昨日の続きです。4月29・30日の「特撮体験スタジオ ~帰ってきた特撮博物館~」では、部屋のベランダから見える巨人になれちゃうセットがありましたので、今日はそれを紹介します。

全国巡業で開催された「特撮博物館」でも見られたセットです。
1メートルちょっとの台の上に作られた小さな部屋のリアルなセット。その部屋のベランダの向こうに立つと、部屋からはそれが巨人に見えちゃうというもの。特博や劇場でも上映された『巨神兵東京に現わる』でも見られた特撮方法ですね。この方法は各ウルトラマンのシリーズなどでもたまに使われた手法です。


(上写真)左手前のビルの前あたりに巨人役の人が立ちます。

(上写真)ベランダ越しに外を撮影すると…

(上写真)こんな感じ。でもピントは合わせましょうね(笑)。
楽しい体験ができるのです。
そしてこの部屋の中は実に細かいものがリアルに作られています。いろいろと気になるところもあって見ていて楽しいので、せっかくなので一部紹介しましょう。

▲テーブルの上には『サンダ対ガイラ』のDVD?

▲テレビの横にはゴジラのフィギュア(置物)?

▲ほんの数ミリの雑誌の背もしっかりプリントされています。

▲ゴミ袋の中もちゃんとそれらしく入っています。超合金みたいなパッケージも?

▲ゲーム機だけではなくソフトもちゃんとあります。

▲PCの上には『宇宙戦艦ヤマト』のアンドロメダ?

▲ゴミ箱の中身までリアル!

▲ティッシュの箱のビニール部分までちゃんとあります。

▲写真だけ見ると本物かと思っちゃいますね。

▲映画のポスターも!! なぜか若い頃の片岡鶴太郎のブロマイドも。

▲どんな人でどんな生活をしているのかわかるほどの生活感。

▲ベランダの隅に置かれた洗剤の箱(わずか1cmぐらい)には「アラエール」

徹底したここまでのこだわりには脱帽ですね。
見ているだけで飽きません。
続きはまた明日。
掲載協力/ホビージャパン編集部、中村哲氏 ありがとうございます!
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